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削除主義(さくじょしゅぎ、英:Deletionism)とは、記事や記述、テンプレートなどを百科事典に受け入れるにあたって、厳格な基準を設けることに賛同するウィキペディアンに支持されているウィキソロフィーである。削除主義に賛同する利用者は、これらを満たさない記述を除去、あるいは削除を要求することをしばしば行う。対立する概念として包摂主義(英:Inclusionism)がある。

削除主義の正当性

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削除主義者は、些末な記事が多く存在することは(わら山の中から針を探すように)重要な記事をみつけにくくすると考えています。

索引作成に困難をきたす記事もありえます。例として、John Anderson という名の特筆性のない個人に関する記事が多数あることで、読者がその名を持つ実際に著名な米国大統領候補を検索するのがむずかしくなります。同様に、些末な対象が一覧や年表に存在することは、重要な人物や出来事をみつけにくくするものです。

記事によっては、wikiが機能するにはあまりに瑣末な話題を取り上げていることもあります。例えば、多く見積もっても数十人しか直接に知識を得られないような話題では、最初の筆記者以外による発展や誤りの訂正が見込めません。このような記事は、原理的には可能であったとしても非常に検証が困難になりがちです。大抵は、目立たない話題ほど検証が困難になります。実際に,そういった記事を検証したり、検証可能なものと誇張や虚構を選り分けるのは多大な時間を要しますし、検証しないことは虚構や宣伝を許すことにつながります。さらには、ウィキペディアのもっとも基本的な方針である「独自研究を載せない」を事実上の崩壊へ導くでしょう。ウィキペディアは百科事典であって、森羅万象を網羅するデータベースや名鑑ではありません。ひいてはウィキペディアの無用な肥大化につながります。

削除主義者には、無益な記事はプロジェクトの有用性と信頼性が、特にインターネットの検索エンジンやウィキペディアの「つまみ読み」「最近更新したページ」を経由して人々がふらっとやってくる時に損なわれると考える者もいるでしょう。

削除主義者には、矮小で無益な記事が残っていれば程度の低い「ちょっと書いてみた」記事を助長し、削除することで有益でよくできた記事を最初から書く気になるだろうと主張する者もいます。

削除主義への批判

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  • 記事の特筆性は、とても主観的になりえます。ある人たちにとっては、米国大統領候補 John Anderson は有名人でしょうが、米国外に住むその他の人々にとってはスコットランドの科学者 John Anderson の方が重要とみられるでしょう。
  • 書き始めた記事が (彼らにとってみれば) ろくな理由もなく削除されれば、大抵の新参者は意欲を殺がれます。少なくとも彼らからみれば、その項目は書くに値する対象なのです。
  • 記事の一切を削除するのではなく、曖昧さ回避ページに取り込むこともできます (統合主義 (英:Mergism) 参照)。
  • 削除よりもむしろ、加筆してはどうでしょう?
  • 内容も出典もよく書けている記事を、特筆性を根拠に削除すれば、ウィキペディアの総情報量を減ずることになります。
  • 特筆性を根拠に記事を削除することは、従来の (特筆性を含む様々な理由でウィキペディアほどの網羅性を持たない) 百科事典に程度を落とすことになると同時に、従来の百科事典が項目を切り捨てざるをえない事柄を拾えなくなります。人々がウィキペディアを使う理由には、うもれた知識、特に従来の百科事典ではまかなえない目立たない話題の、活きた源だということがあるのです。品質を確保するには、ページを「修正や出典を要する」とラベル付ける等、他の問題解決方法で十分ことたります。
  • 「削除主義者は、自分にとって気に入らない、もしくは都合の悪い記事を削除している」という批判が在ります。本来、ウィキペディアは「発展し続ける万人に開かれたフリー百科事典」であるため、記事もページも絶えず増えていくべき存在であり、発展性が乏しいページであるからといって直ちに削除することは推奨されていないにもかかわらず、現に削除主義者はウィキペディアのルールを逆手にとり、あらゆる手段を駆使して削除行為を繰り返している事実が在ります。

関連項目

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  • 包摂主義:ウィキペディアへ記載するに値するか疑わしい記事への対処は、削除よりも加筆修正して存続させるほうが妥当であるとする思想、立場。
  • 排他主義:ウィキペディアへ記載するに値するか疑わしい記事への対処は、問題のある記述のみを除去して存続させるほうが妥当であるとする思想、立場。