抽象的なウィキペディア/更新情報/2021年09月24日
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- User research reports and lessons learned.
ウィキファンクションの潜在的コントリビュータとユーザをよく理解するために、Jeff Howardにウィキファンクションの潜在的コントリビュータ基盤をよく理解するためのユーザー調査を実施してもらいました。 この作業の結果は、ウィキメディアコモンズ上で2つのレポートの形で利用できます。
ウィキファンクションのメンタルモデル – ウィキファンクションについての現在のメンタルモデルを理解し、潜在的な問題を明らかにするために、18人の参加者にインタビューを行いました。 下記は、この作業中に見つかった問題です。詳細は、レポート本文をご覧ください。
- プロジェクトの目標は混乱していました:ウィキファンクションは何を達成することを目標としていますか?
- モックアップは混乱を生み、プロジェクトがどのように働き、サイトでどうなるかが説明されていません。
- プログラマでない人がプロジェクトに貢献できるのか、メリットがあるのかが不明でした。
後者は、プロジェクトの特定の課題を顕在化します。 後で説明しますが、プロジェクトの主要目標の1つは、現在自分をプログラマだと思っていない人達がアクセスできるようにすることです。 実のところ、現在プログラマーではない人達がウィキファンクションの恩恵を最も受けられるのではないかと考えています!
ウィキファンクション・フィードバック – 10人の開発者に、開発者がウィキファンクションのアイデアについてどう考えているかを知るために、インタビューを行いました。 このレポートには多くの興味深い考えや議論があります。
- GitHubとMediaWikiのバージョン管理についての議論。
- UIサポートは、より複雑な実装にどれだけ対応できるか?
- 1つの関数に対し多くの異なる実装を収集整理する方法?
開発者は、ウィキファンクションの目的がプログラム全体ではなく、多目的でツールボックスのように使用できる個々の関数であることを正しく認識しました。 議論と質問はまた、開発者がウィキファンクションに抱いている期待と、潜在的な貢献者を失望させないためにコミュニケーションをより明確にする必要がある点をさらけ出しました。
どちらのレポートも、ウィキファンクションが直面するであろう課題を示しています。 私たちはレポートを真摯に受け入れ、UXデザインのインプットとして活用しています。 これらの結果があったとしても、私たちの目標は、ウィキファンクションでの関数作成と実装を初心者コーダーがアクセスしやすいようにし、ウィキファンクションをまだコーダーではない人々が使用して理解できるようにすることです。
現在、関数エディタをより親しみやすく、直感的で、モバイルフレンドリーとなるようデザインをしています。 こちらのビデオで、関数を定義および編集方法のファーストビューをご覧いただけます。 プロセスを通してガイダンスが提供され、数々の簡単なステップがあります。右側には関数の自動化図があります。 テスターと実装の追加は、関数エディタから直接行うこともできます。
このインターフェースの実装はすぐにプロトタイプに持ち込まれるはずで、ライブでテストできるようになります。 これで、ウィキファンクションでの関数の作成と編集が、初期のプレースホルダーの操作感よりもかなり簡単で、理解しやすく、より楽しいものになることを期待しています。
レポートを読んだり、ビデオを見たりして楽しんでください!