共同開発/ニュースレター/発行/2018年/3月
ウィキメディア共同開発チームより2018年地図の改良、通知、議論の構造化ならびに編集の査読改善のお知らせです。他の利用者にも下記の変更についてお伝えください。直接の影響はない項目も含まれる場合があります。
新着情報
共同開発チームの新規プロジェクトが発表されました。In-context Help and Onboarding (的確なヘルプと新入研修) といい、ウィキの編集初学者の定着率向上を目指します。名称の「的確な」とはウィキにおける編集初学者の直近の行動をきっかけに発動することを指し、その時点に適した短いチュートリアル他の研修を抽出して体験させます。プロジェクトは編集初学者の体験研究New Editor Experienceの結論を受けて始まりました。取り組みは始まったばかりですが、ぜひこの主題について皆さんから意見を聞きたく—中でも新人投稿者のサポートや研修に関わった経験者の声をお待ちしています。
2018年地図の改良 [詳細]
- MaplinkおよびMapframe機能を利用する地図に新しくズームのレベルが増えました(レベル19)。これは2017年コミュニティ要望アンケートの1位の案件でKartographerの改善の一環です。 [1]
- 「特別:個人設定」で、「最近の更新」の情報として示す編集件数が間違っていました。現在は表現を修正済みです。 [2]
最近の更新
- 編集の要約欄を使ってユーザーに通知ができるようになりました。相手に届く通知は、ウィキページで言及された時と同じです。 この新機能には解説文書があります。 [3]
- 特別:通知のページで個人設定パネルがほかのページ要素に重なって表示されていました。現在は修正済みです。 [4]
今後の予定
- ログに感謝を表明するという重要な作業が進行中です。担当はハイテクコミュニティ・チームです。 [5]
最近の更新
- 議論の構造化(旧称Flow)の拡張機能は、使用していないウィキからアンインストールされました。しかしながら現在もコミュニティから構造化された議論を試用する要望を受け付けています。 [6]
問題点
- 議論の構造化のベータ版を採用したウィキでは、この拡張機能をオプションとして有効か無効かユーザが設定できない状態でした。現在は修正済みです。 [7]
今後の予定
- ビジュアルエディタと2017年版ウィキテキスト・エディタに一貫性を持たせるため、インタフェースの変更を予定しています。ツールバーとダイアログ、メニューがやや大きくなり、アイコンも一部変わります。内容や機能は変更しない予定です。 この変更は議論の構造化にも適用されます。 [8]
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