Community health initiative/部分ブロック
This page documents a feature the Wikimedia Foundation's Anti-Harassment Tools team has built. Development of this feature is complete.
🗣 We invite you to join the discussion!
🛠 Track in Phabricator at T2674.
The goal of this feature is to allow admins to apply blocks that are adequate and proportional to the abusive activity of the blocked user.
The Wikimedia Foundation's Anti-Harassment Tools team (AHT) has completed the work on partial blocks from pages and namespaces. In early 2024, the AHT's successor, Trust and Safety Product, will deploy action blocks on all wikis.
Note that applying both an action block and a namespace block results with two different blocks. For example, blocking page creation and blocking edits in the main namespace results with both any page creation blocked and any edits in the main namespace blocked. It is not limited to page creations in the main namespace.
Types of blocks
Action blocks
After the deployment of partial blocks, various communities requested action-specific blocking (see the related Phabricator task). As a consequence, in 2022, the AHT team introduced action blocks. Four new block options introduced were:
ブロックのタイプ
Partial blocks introduce the ability to block a user from:
- 特定の1ページあるいは複数ページを対象とする編集
- 特定の1件あるいは複数の名前空間の全ページを対象とする編集
- ファイルのアップロード
- 自分以外の利用者へのメール送信
使用事例
これらのタイプの部分ブロックが有効と考えられる状況は次のとおりです。
- 全般に生産的な利用者が特定の話題に関してはこだわりがある(例=政治、宗教他)
- 識別可能なIP帯域から長引く不正行為が行われる(例=あるスポーツチームの学生が対抗チームに関するページに不正行為を働く)
- 2人かそれ以上の利用者が特定の相手と絡む編集を禁止する制裁(interaction ban)を受けている
- オンウィキでは全般的に生産的なのに、ウィキメール機能を不正利用する利用者
- テンプレートに軽率な編集を行う利用者
機能
当該の部分ブロックは投稿ブロックと同様の効果があります。
- 管理者が設定する。
- 利用者名、IPアドレス、IPアドレス範囲を対象とする
- 標準のブロック変数を備える: 理由、期限、トークページとサブページを対象にするかしないか、オプションとしてIPアドレスの自動ブロック。
- ブロックログ、「特別:ブロック一覧」他、投稿ブロックを表示するページに掲出する。
- ブロックされた利用者には、ブロックメッセージが表示され、ブロックの情報(ブロック処理をした管理者名、期限、理由、解除を依頼する方法)に加え、編集が禁止された対象が示されます。
更新
2024年2月
Action blocks have been deployed on almost all wikis, excluding a few largest ones (T353495).
2022年12月
Action blocks have been deployed on several pilot wikis.
2020年5月7日
The AHT team is going to dedicate some time towards adding features (action blocks) to partial blocks. There is an open question about this on the talk page. Your thoughts would be much appreciated.
Older updates
|
---|
2020年2月20日Partial blocks have been enabled on all Wikimedia wikis. Thank you to everyone who has helped this project along. 2019年12月17日Partial blocks have been asked for more and more wikis recently. In light of that, we are ready to enable partial blocks across all wikis. This deploy will happen in the week of January 6th for most projects (unless your project has already requested more time for discussion). If your project wishes to opt-out of this deployment, please reach out to us – User:NKohli (WMF) or User:SPoore (WMF) on the talk page. We strongly encourage you to try the feature out before deciding whether it serves the needs of your project or not. 2019年9月11日部分ブロックはウィキボヤージュ、ウィキソース、ウィクショナリのすべてのウィキに導入されました。さまざまなプロジェクトに実装されて以来、この数ヶ月の経過を見てもバグがだんだん減り、部分ブロック機能は安定したよい状態にあると考えます。担当チームはブロックコードのバックエンドインフラストラクチャの改善に多くの時間を費やし、追加する必要のある将来の機能を見越して、コードの信頼性を確保しました。 部分ブロックを要望するウィキはさらに増え続けています。ウィキマニアでも部分ブロックを発表したところ非常に好評で、数人の参加者から自分のホームウィキで有効にしてほしいと頼まれました。部分ブロックを実装したウィキで一般的に好評だったことを踏まえ、今後、より多くのウィキメディアのプロジェクトへの展開を数週間で実施予定です。 より多くのウィキで実装するのに合わせ、部分ブロックに関するフィードバックを今後も受け付けていくつもりで、機能の利用に関するデータ収集も続けます。また必要に応じて、機能のメンテナンス作業を行っています。 2019年3月13日現在、アラビア語版ウィキペディアで公開されているとおり、部分ブロックは非ラテン語とRTL言語を完全にサポートしています。部分ブロックはウィキメディアウィキのあらゆる言語で有効にできる状態です (ウィキデータを除く)。 🎇 この機能を有効にするために、ウィキを代表して利用してくれるユーザーを探しています。手伝っていただける場合は、トークページにメッセージを残してください。よろしくお願いします! 2019年2月13日名前空間ブロックが有効です! 🚀 今後数週間にわたっていくつかのマイナーな修正と変更に取り組む予定ですが、このプロジェクトの次の主要な段階は、より多くのウィキにリリースすることで、ユーザーの不正行為の軽減効果がどれほどかを観察し、必要な変更のフィードバックを得ることが期待されます。具体的には、次のことを理解しようとしています。
利用者の嫌がらせ行為や破壊行為またはその他の形式の不正行為と戦うため、ご利用のウィキでもこの機能を導入したい場合は、トークページでお知らせください。 2019年1月30日アップロードブロックではデータベースの変更事項を追加しなければならないため (事前の通知と計画が必要)、まずページブロックと名前空間ブロックを完成させてから、アップロードブロックの実行を決定します。 2019年1月16日本日、大きなマイルストーンを達成しました! イタリア語版ウィキペディアに部分ブロックを実装、ローカルの管理者の皆さん が荒らし対策に適用しています。MediaWikiの深層まで手を伸ばし、安全で信頼できるブロック用ツールの実現まで、全ての課程をこなした当チームの健闘を大いに讃えたいと思います。 🎉 機能の試験を希望される場合は、いつでも http://test.wikipedia.org/wiki/Special:Block に用意してあります。(必要なら管理者権限の申請をしてください。) すでにウィキペディアの2言語版に試験を打診中です — もしご所属のウィキも試験を希望されるならトークページにご連絡ください。 2018年12月20日2018年も終わりが近づき、私たちのチームは名前空間ブロックに最後の仕上げをしています。来年1月にはテストウィキペディアと、この新機能を採用しようとする英語以外のウィキペディアで実装の準備が完了しているはずです。私たちの計画では、2019年初頭は複数のウィキにリリースし、発生した問題や機会に基づいて変更を加えていきます。また利用者によるファイルのアップロード、新しいページの作成、ページの名前変更をブロックする機能も構築します。 一方、チームのアナリストによるブロックの有効性のデータ分析が進んでいます。これらの測定値により、Wikiまたはそのコミュニティメンバーを対象とした継続的な嫌がらせの阻止に、何回のブロックが効果的か理解するのに役立ちます。このデータは部分ブロックがサイト全体ブロックと同程度の効果があるかどうかを示し、このデータから、ガバナンス方針に対してブロック発動とブロック期間の情報を提供できるよう期待しています。 2018年12月5日担当チームは、イタリア語版ウィキペディアで部分ブロックを有効にする準備として、欠陥の最終的な解決に取り組んでいます。来週のマイルストーン達成には楽観的です! それまでの間、これまでに準備できたものをテスト ウィキペディアおよびテスト ウィキデータでご確認ください。 また冬休み入りに間に合わせて、12月末には名前空間ブロックがほぼ準備完了状態になると確信しています。その機能は1月にはテストウィキに導入できるはずです。 2018年11月26日今週はリリース予定のバグ修正と機能強化がいくつかあります! すべての変更点を このリストで説明します。要するにこれらの変更により、部分ブロックの影響範囲は当初の意図のとおり、管理者が設定したブロックセットの対象に「限定」されます。すべての変更は、今週の水曜日までに http://test.wikipedia.org で公開します。 この一連の変更により、機能の安定性と機能性に自信があります。イタリア語版ウィキペディアと協力して実装前にテストウィキで機能を調べ、既存の利用者調停ワークフローに統合しています。他のウィキでもこの機能の使用に前向きな場合はご連絡をいただき、共に取り組みませんか! 一方、開発者は名前空間ロックの実装にも取り組んでいます。今後、数週間のうちに完成させたいと考えています。 2018年11月8日部分ブロックを テスト用ウィキペディアならびにテスト用ウィキデータで有効にしました。いずれかのウィキの管理者で機能の試用を希望する場合は、その旨をトークページにご連絡ください。 この最初の機能セットには制限があります。管理者が利用者もしくはIPの編集ブロックを設定するとき、指定できるページ数は上限10ページです。現在、既知の欠陥をいくつか作業中で (たとえば管理者が特定ページで部分ブロックされ「任意の」ページを削除できないなど)、11月後半には名前空間ブロックとアップロードブロックの構築作業を再開予定です。 部分ブロックを試用中の場合は、ぜひご連絡ください! ツールの使用経験について投稿してください。特に、以下に関するフィードバックを募集中です。
よろしくお願いします。 2018年10月19日部分ブロックについて大きく進み、製品版ウィキに公開寸前です。数週間のうちにテスト用ウィキペディアとテスト用ウィキデータで実装版を公開したいと考えています。皆さんと共有できることをとても楽しみにしています! チームの開発者は第1バージョンに最後の仕上げを行っており、他のメンバーは現在、ブロックの有効性の測定方法を検討中です。「ブロックは害を防ぐのに効果的か?ブロックされた利用者は復帰ときに建設的な編集を行うか? これをどのように測定できるか?」という問いを自問自答しています (もちろん聞いてくれる人にも質問しますが) 。このトピックの議論に関心がある場合は、他のプロジェクトページにある測定方法の提案7件と、選択した理由の解説をご参照ください。 その一環としていくつかデータを作成し投稿ブロックの頻度 (現状で有効なブロックが 340万件にのぼると知っていましたか? )、保護されたページの数 (~2万ページを保護中) を示し、管理業務の規模をよりよく理解できるようにしました。 2018年9月21日部分ブロックの初期の機能セット — 特定の利用者の投稿ブロックを ≤10 ページで実施 — を発表できる寸前まで来ており、まずベータ環境、次に10月中旬には test.wikipedia に実装予定です。事前参加のウィキと機能試験の相談中ですが、もしご所属のウィキもこの機能の使用に関心がある場合は、当プロジェクトの将来像を方向づけるチャンスでもあるので、連絡をお待ちしています。 その他のおしらせとして、技術面の煩雑さのため複数ブロックの優先度を下げることを決め (phab:T194697) このプロジェクトから除外しました。筆者本人が説明文書をこちらへ移動しました。小規模な機能でありながら作成には膨大な作業時間がかかるため、まずはページ、名前空間、アップロードブロックが予測どおりに作動し、有意義な結果をもたらすと確認することを優先したいと考えます。次回の設計会議が迫っており、数カ月以内にきちんとした部分ブロック機能をお届けできるよう頑張ります。 2018年9月24日: 6月の第2ラウンドに対するフィードバックに基づいて、第4ラウンドの設計をしています。以下に新しい設計2件を示します。UI要素の詳細な表示案は以下のギャラリーでご参照ください。#設計
2018年9月4日第3ラウンドのデザインはほぼ完了できたので、方向性を確認しないまま作業を進めないために、皆さんと共有したいと思います。これらの設計には多重ブロックに関する詳細を表示する機能が含まれています。この変更実現には、ブロックの過程で新しい情報を導入する必要があります。ここから発想したブロックモーダルウィンドウ (英語) は、理論上は — 差分ページ、最近の変更、プロファイルなど — どのページにも表示できます。これは管理者に別のページに移動しなくても、利用者をブロックできるようにします。仕組みは次のとおりです。 // デザインは編集済み、こちらに移動。// 2018年8月22日トークページの話し合い、先月のウィキマニアでの面談、このプロジェクトにおける技術委員会のコメント依頼 TechComm RFC に基づき、このチームで複数ブロック関連を「部分ブロック」のプロジェクトに併合することを決めました。複数ブロック multi-blocks の目的は管理者が特定のアカウントを対象に複数の投稿ブロックを同時に発効させ、それぞれに個別の期限を設けることで、管理者集団の作業負担軽減を図るものです。複数ブロックの適用事例を以下に例示します。
この影響は特別:投稿ブロック、特別:ブロック解除、特別:ブロック一覧、特別:貢献の変更に及びます。もう一度、設計変更の手順に取り組んでおり (前回以降の細かな変更) 結果は来週、このページに掲載します。複数ブロックの作業の経過は Phabricator の phab:T194697 に記録します。技術委員会のコメント依頼 TechComm RFC は、データベース変更の提案その他の技術面の調整を全て揃えて同じく phab:T199917 にあります。 2018年8月8日プロジェクトのこの段階で受けたフィードバックのほとんどは、特定の仮説に基づいており—しかも可能性が認められ—悪意のある利用者の有利になる回避策が悪用される可能性です。つまり特定の利用者が一時的なサイト全体ブロックを使い、無期限の部分ブロックを消除するのではないかということです (つまりブロック回避の成立)。対処としては手動の解決策 で解決できますが (たとえばカレンダー機能やリマインダー機能で部分ブロックを復元)、これは使いにくくワークフロー中断と人為的ミスを引き起こしやすいです。この不正行為の予防策を決定するまで、部分ブロックをほとんどのウィキで公開できないことは明らかです。その実行には方法がいくつかあり、かなり複雑になる可能性があるため、どのシステムを選択して構築するか、判断を手伝ってください。
説明:管理者が部分ブロックをサイト全体ブロックに強化し、サイト全体ブロックの有効期限が以前の部分ブロックよりも短い場合、サイト全体ブロックの有効期限切れに合わせて、管理者にはパラメーターを以前の部分ブロックに戻す選択肢を提供する必要があります。 例:ある管理者が利用者:Applesに対して、「Argentina」というページの編集を9カ月間ブロックしました。同じ日に、2番目の管理者が「Argentina」と「Bahamas」のブロックを8カ月に変更しました。同じ日に3番目の管理者が当該利用者をサイト全体から7カ月間ブロックしました。すると7カ月後、利用者:Applesは「Argentina」および「Bahamas」で残り1カ月のブロックを受け、その後、部分ブロックは完全に期限切れになります。 この変更により、もしブロックが修正された場合は特別:ブロックUIに選択肢を1件追加するのみで済みます。
説明:管理者はブロックの要素ごとに、異なる有効期限を設定できる必要があります。 例:管理者は利用者:Bananasの編集を「アルゴン」で9カ月間、「ボロン」で8カ月間、サイト全体で7カ月間ブロックできました。7カ月後、当該利用者は「アルゴン」と「ボロン」からブロックされ、さらに1カ月後、「アルゴン」でのみブロックされました。さらに1カ月が経つと、部分ブロックは完全に期限切れになりました。 この変更により、現在のブロックのログ記録と管理の方法に明らかな変更を伴い、特別:投稿ブロック、特別:ブロック一覧、特別:貢献、特別:ブロック解除に及びます。利用者はページ数の制限なく部分ブロックされ、仮説上はどのページでも個別の期限を設定でき、複雑な状況を招く可能性があります。
その他の提案をぜひお聞かせください。トークページへの投稿をお待ちしています。 上記のどのオプションも、管理者は特定のアカウントに対するあらゆるブロックを解除し、ブロックをすべて解除できるものとします。これに伴う「特別:ブロック解除」ページの変更ははかなりの確率で発生します。 トークページでご意見をお聞かせください。 2018年7月13日このプロジェクトを中断する作業の影響で遅れが生じ、残念ながらウィキマニアでプレゼンができなくなってしまいました。来週、ケープタウン開催のウィキマニアには嫌がらせ対策ツールチームが全員出席する予定ですので、もし向こうでお会いしたらこのプロジェクトを話し合いましょう! 8月初旬には試用版を用意できるのではないかと見込んでいます。現状では6月28日付の設計路線でビルドを進めています。 7月最終週に特別:投稿ブロックに告知バナーを掲出し、このページに皆さんを招待して変更点を読んでもらう予定です。たくさんの人に議論に参加していただきたいです。ぜひ皆さんもどうぞ! またこの先の数週間には、技術的なコメント募集(RFC)を行い、現状のアーキテクチャの決定に賛同が得られるかどうか確認します。 2018年7月19日: 本日から7月23日月曜日まで、特別:投稿ブロックで告知バナーを掲出し、管理者の皆さんにこちらのウィキページを訪問するよう呼びかけ、このプロジェクトについて読み、設計にフィードバックを投稿してもらうようお願いしています。もしそのバナーを読んであなたがこちらへ来られたのでしたら、ようこそお越しくださいました!(訳注:2018年の話題) 2018年7月20日: 主要なウィキペディア群に対するコードの公開が遅れたため、バナーが使えませんでした。復旧は7月30日から8月3日にわたり、すべてのウィキで実行できるよう取り組んでいます。 2018年6月28日このプロジェクトは現在開発途中で、7月中旬には試用版でどのように機能するか実証することにより、さらなるフィードバックを集める方向で進めています。8月中旬にはウィキでテストをするため、まもなく募集を開始してパイロット版を試してくれるウィキを決める予定です。 皆さんと共有したい新しいデザインがいくつかあります。この数ヶ月に皆さんからもらったフィードバックの大部分にこれらで対応できると信じています。
これらの設計に関する注記事項: 初期のモックアップでは「ファイルのアップロード」と「ページの移動」を有効にしていない状態を表示しています。 このエラーは設計の次の段階で修正します。
これまでの更新情報これまで更新情報はトークページに投稿していましたが、一歩進んで今後は直接このページで情報を発信していきます。プロジェクトの現状は以下のとおりです。
|
実装のしかたの提案
- 「特別:投稿ブロック」にラジオボタンを追加して、サイト全体ブロックか部分ブロックかを選択します。
- サイト全体
sitewide
を選択してブロックを保存すると、ブロックは現状と同じ挙動を示します。 - 部分ブロック
partial
を選択した場合、管理者にはページおよび/または名前空間の一覧が表示されます。- 管理者がページをブロック指定する場合:
- ページブロックは、現存するページにのみ設定でき、入力フィールドで妥当性確認(validation)が求められます。
- 管理者は自動提示機能を使うと、適したページを見つけやすくなります。
- 対象とするページは、任意の名前空間から選べます。
- ページが移動または削除されても、利用者は当該のページの編集ブロックを受け続けます(つまりページ名ではなくページIDでブロックする)。
- 管理者が名前空間をブロック指定する場合:
- 入力フィールドは、有効な名前空間名に限って受けつけし、入力フィールドで妥当性の検証(validation)が求められます。
- 利用者は自動提示機能を使うと、正しい名前空間を見つけやすくなります。
- 管理者がページをブロック指定する場合:
- 新しい入力フィールドにはヘルプのツールチップを用意します。
- 「特別:投稿記録」、「特別:投稿ブロック」、「特別:ログ」におけるブロックログ記録は、部分ブロックかどうか表示します。
- サイト全体ブロックのログ記録は変更しません。
- ページをブロックすると、ログ記録に
タイムスタンプにブロック管理者 (t|c|b) が BadApples (t|c) の Foobar ページ編集を期限 N までブロックしました (理由) (ブロック解除 | ブロック変更)
を表示します。 - 名前空間をブロックすると、ログ記録に
タイムスタンプにブロック管理者 (t|c|b) が BadApples (t|c) の Foobar ページ編集を期限 N までブロックしました (理由) (ブロック解除 | ブロック変更)
を表示します。 - ページと名前空間の両方をブロックすると、ログ記録に
タイムスタンプにブロック管理者 (t|c|b) が BadApples (t|c) の Foobar ページとFoobar2 名前空間の編集を期限 N までブロックしました (理由) (ブロック解除 | ブロック変更)
を表示します。
- 設計ではブロック情報は「特別ページ:ブロックされている利用者」で管理し注釈を付けます
- 利用者が条件に該当するページを編集しようとすると、新しいストリングキーを使ってブロックの内容(理由、期限他)を通告する新種のブロック警告メッセージが表示されます。
- 部分ブロックが設定されると、
ブロック期限まで、この利用者が自分のトークページを編集できなくする
のチェックボックスが無効になります。 - ブロック API は、部分ブロックの機能すべてをサポートするように更新する必要があります
- API を利用したサイト全体のブロック設定は変わりません
- API 説明文書を更新します
- API を利用した部分ブロック設定は、適合しないページや名前空間を対象外にします
設計
-
「特別:投稿ブロック」を変更した、9月24日付の最新の設計。管理者が特定の利用者に対して、ブロック範囲をサイト全体ではなく部分にする方法を示す。これは既定の表示。
-
「特別:ブロックされている利用者」の画面。管理者が設定する部分ブロックの条件を示す。
-
部分ブロックの条件をいくつか選んだところ。(画像内のデティールは一部、旧型デザインを採用。)
-
名前空間名の先行入力候補。(画像内のデティールは一部、旧型デザインを採用。)
-
ページ名の先行入力候補 (画像内のデティールは一部、旧型デザインを採用。)
-
「特別:投稿ブロック」ページで部分ブロックの詳細を表示する方法
注記
カテゴリブロック
このプロジェクトはこれまで、特定の利用者が特定のカテゴリ内のすべてのページを編集できないように、管理者が設定する機能の構築を目指してきました。当面、この開発は保留し、ページと名前空間、アップロードのブロック構築を優先させます。カテゴリブロックの開発には、事前に対処するべき固有の課題があります。
- カテゴリが、該当する記事ページのトークページを示す可能性がある場合はどう処理するか?
- カテゴリーブロックの範囲は、サブカテゴリの深さで何層目まで適用するか?
- 自分のブロックを回避してソックパペットを使用し、ページからカテゴリを削除する利用者への対処はどうすればよいか?
- これ(カテゴリブロック)を実施すると、ユーザーとして処理速度低下に影響するかどうか?
利用者のリクエスト
ブロックをもっと戦略的に設定できる機能の要望が、次の場所であがりました。
- 「2015年コミュニティ要望アンケート・協議と、管理者ツール#ブロックと保護の強化」(利用者単位・記事単位)で—2015 Community Wishlist Survey/Moderation and admin tools#Enhanced per-user / per-article protection / blocking
- 「2017年コミュニティ要望アンケート・嫌がらせ対策/ページ単位の利用者ブロック」で—2017 Community Wishlist Survey/Anti-harassment/Per-page user blocking
- 2005年初出の Phabricator チケットで— T2674。
- この話題は2017年終盤から2018年初まで、対象が広いオンウィキの利用者との協議「コミュニティの健全性イニシアチブ・ブロック用ツールと改善」でも取上げました—Community health initiative/Blocking tools and improvements
編集の制限
単純な利用者ごとのブロックに加え、財団の嫌がらせ対策ツールチームはボランティアがウィキメディアウィキの編集制限を設定、監視、実施する作業をサポートしようと目指しています。合わせて、制裁に違反したいという誘惑に陥らずに済むシステムを構築し、制限を受けた利用者が建設的な貢献者になるようにサポートできないかと考えています。
この作業をより正確に効率化するツールの実装については、編集制限ページ Editing restriction page でアイデアの提案や共有をしています。編集制限のトークページTalk:/Editing restrictionsでは、現在、直面している問題と、技術的な解決策でどう対処するか議論する参加者を募集しています。