教育/ニュース/2023年4月/クサール語教員にウィキペディアを紹介

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クサール語教員にウィキペディアを紹介

執筆者: Musahfm

ウィキペディアを扱う講義では、Musah さんから参加者にウィキペディアとその姉妹プロジェクトを紹介する機会となりました。特にウィキペディアの利用アカウントを作成し、インキュベーターに置かれたクサール語版ウィキペディアを開いて記事を作成する方法を取り上げました。

要約: クサール語話者の教員を3地域から集め、ウィキペディアとその姉妹プロジェクト群を紹介しました。主催者のクサール語教育監督委員会(KEOC)は教員向けのパイロット事業に取り組み、今回もその一環です。(※=Kusaal Education Oversight Committee)
クサール語教員にウィキペディアを紹介
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クサール語教育監督委員会(以下KEOC)は連続ワークショップを催して、パイロット事業校のうちクサウグ伝統地区ゼビラ、ビンドゥリ、ガルの教員を招きました(ガーナ北東部)。研修では初等学校でクサール語を教える適切な方法を訓練しました。(Kusaug Traditional Area=Zebila, Binduri, and Garu)

主催者は研修会に先立って、学校でクサール語を教える際にウィキペディアを使えると判断しており、ウィキペディア研修会を実施するならウィキメディアのクサール語コミュニティと提携が可能か、同じ属性もしくは同じ外的条件におかれた集団(コホート)のいくつかで実施できないか検討しました。そこでクサール語話者コミュニティの共同リーダーとしてMusah Fuseini氏(利用者:Musahfm)はウィキメディア・ダバニ語利用者グループの支援を受け、ワークショップ会場3ヵ所のそれぞれでウィキペディア講習を催しました。ザビラ、ビンドゥリ、ガルのセッション開催日はそれぞれ2023年3月14日、19日、20日でした。

参加者は熱心に取り組み、クサール語版ウィキペディアにそれぞれ1本目の記事をうまく作成できた、最初の編集が成功したと興奮を隠すことができませんでした。またクサール語話者として固有の本格的なウィキペディアを手に入れよう、ウィキメディアのプラットフォームを活用して自分たちの言語を促進するために全力を尽くすと約束しました。

ウィキセッションの波及効果は、インキュベーターのクサール語版ウィキペディアのページ数が19ページから約80ページに増加しで現れました。クサール語版ウィキペディアのホームページを見ると、そそぎこまれた献身と努力の証明がどのページにもあります。

ワークショップの結論として、ウィキセッションは教師の意識を高めるゲートウェイとして有効であり、ウィキペディアとその姉妹プロジェクト群を理解すること、クサール語版の電子媒体に知識を記録する手順の紹介により、この言語の話者が無料の知識を読んだり編集したりできる場として、ウィキペディアの役割を伝えることができました。