Movement Charter/Overview/ja
運動憲章という文書はウィキメディア運動に関与するすべての参加者ならびに実体の役割分担と責任範囲を定義し、これには運動を統治するグローバル評議会の新設を準備することも含まれます。運動憲章は運動戦略の優先事項です。その適用には広く承認のプロセスが期待されます。
戦略の勧告 （Movement recommendations）に従い、運動憲章は次のように規定されます。
- 運動の構造のための価値観、原則、政策基盤を定めるもので、その範囲はグローバル評議会、地域やテーマ別のハブ、その他の既存または新規の団体や意思決定機関の役割と責任を含みます。
- 全ての利害関係者（※）から正当で信頼されるものになるように運動全体に波及する決定や過程について要件や基準を定め、その例として以下の事項が挙げられます。（※stakeholders）
- 安全な協働の環境を維持すること（collaborative environments）、
- 運動全体に対して収入の確保（※） と確実な分配を実施すること（※revenue generation）、
- 適切な説明責任の制度（※）を用いて、資源をどのように配分すべきか、共通の方向性を示すこと（※accountability mechanisms）。
- コミュニティがどのように協力し、互いに責任を負うかを定義すること。
- 参加の可能性（※）と参加者の権限を設定すること（※expectations）。
運動憲章はなぜ求められるのか？
私たちは多様で成長を続ける運動体であり、意思決定の手順にもっと多様性を取り入れる必要があります。この運動の参加者同士の信頼と調整をより良くすることを目指します。共同で作業するため枠組みを共有し、一緒に戦略の方向性を達成しましょう。
参加しなくてはだめ？
運動全体の憲章を作ろうとしています。世界のあちこちから参加をお願いしたいし、特に運動にいるのにこれまで声が十分に届いてこなかったグループの参加を期待しています。異なる視点からの発言を聞いてどこが一致しているかもっと対話が必要なことは何か、理解したいのです。
- どの視点もユニークであり、ウィキメディアの本当の姿を理解するのに役に立ちます
- 運動の将来にかける期待は人それぞれ異なるはず
- 重要な決定を下すには運動の将来を見通す必要がある - 皆さんの声を得ると十分な情報を得た上で意思決定ができます。
参加方法は？
- 運動憲章のメタページをフォローしてトークページに参加
- 運動戦略のチャット Telegram に参加
- 運動戦略の聞き取り調査（※）とイベントにぜひご参加ください（※consultations）