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技術ニュース: 2024-39
ウィキメディア技術コミュニティの最新版技術ニュースです。他の利用者にも下記の変更についてお伝えください。直接の影響はない項目も含まれる場合があります。このニュースは各言語に翻訳されています。
今週のハイライト
- どのウィキでも9月25日（水曜） 15:00 UTC から数分間、閲覧限定になる予定です。ウィキ類の閲覧に支障はありませんが、編集作業は停止します。ウィキメディア財団のサイト信頼性技術チームはこのように年に2回ずつ点検を実施して、自前のデータセンターのどれかに万一の事態が発生しても、ウィキ類の機能を保持するよう備えを整えています。
編集者対象の更新
- ウィキペディア iOS アプリでスペイン語、ポルトガル語、フランス語、中国語のいずれかをの利用する人は、記事の編集もしくはおすすめ編集のうち「画像を追加」した直後に、代替文おすすめ編集の試用版が表示される場合があります。代替文（Alt-text）とは視覚障がいのある人がウィキペディアを読みやすくする機能です。担当チームでは画像に代替文を追加する作業は、果たして編集者の皆さんにやりやすいのかどうか調べようとしています。当該の議論のページに遠慮せずにフィードバックを投稿してください。
- Codex のカラーパレットを更新し、MediaWikiの利用者インタフェースの配色に新規を追加、一部を改訂しました。編集者の皆さんがもっとも気づきやすい変更点には以下の更新が含まれます。ダークモードにおけるリンク類と目立たない（quiet）ボタン類の配色（段階的で従来と異なる）、閲覧済みリンクの色はライトモードとダークモードの両方、同じく両モードのシステム・メッセージの背景色。
It is now possible to include clickable wikilinks and external links inside code blocks. This includes links that are used within <syntaxhighlight>tags and on code pages (JavaScript, CSS, Scribunto and Sanitized CSS). Uses of template syntax{{…}}are also linked to the template page. Thanks to SD0001 for these improvements. [1]- GlobalVanishRequest システムではバグ2件を解決、ログイン手順を改善したりプレースホルダの誤った表示の除去によって実施しました。 [2][3]
- コミュニティが提出したタスク類のうち先週の解決分 25 件に目を通してください。
技術系貢献者への情報更新
- ウィキメディア・エンタプライズ事業より
- このAPI は現状でオンデマンドのAPI申請を月間 5,000 件処理でき、1ヵ月に2回、HTML 版のスナップショットを無償で提供します（権利オープンで制限なし）。このソフトウェアの更新と開発キット (SDK) の改善に関してプロジェクトのブログ投稿 で詳報と説明があります。ウィキメディア・エンタプライズ事業 API 類（Wikimedia Enterprise API）とは商用の大量再利用者向けに設計され、この変更によって当サービスにこれまで以上のコミュニティが使用例を構築できるようになりました。
- スナップショット用の Snapshot API（html ダンプ対応）は、構造化コンテンツ※のエンドポイントをベータ版として追加（※＝Structured Contents、関連のブログ投稿はこちら）、さらに（ウィキペディアの英語版とフランス語版に）ベータ版データセット2件を加え、そのエンドポイントから一般利用とフィードバックを受ける Hugging Face に結びました（関連のブログ投稿もあり）。これらの事前パース済みデータセットはコンテンツの利用と分析において、調査研究者や開発者、データ科学者向けに新規の選択肢を提供します。
In depth
- The Wikidata Query Service (WDQS) is used to get answers to questions using the Wikidata data set. As Wikidata grows, we had to make a major architectural change so that WDQS could remain performant. As part of the WDQS Graph Split project, we have new SPARQL endpoints available for serving the "scholarly" and "main" subgraphs of Wikidata. The query.wikidata.org endpoint will continue to serve the full Wikidata graph until March 2025. After this date, it will only serve the main graph. For more information, please see the announcement on Wikidata.
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