Training modules/Dealing with online harassment/slides/off-wiki-steps-to-recommend/ja
個人情報の扱い方: オフ・ウィキで推奨される手続き
オン・ウィキの編集と比べると、オフ・ウィキで公表した情報は削除が大変に難しいのです。一度オンラインに載せてしまうとたちまち拡散してしまい、完全に消去することはほぼ不可能です。
漏れてしまった情報が載っているウェブサイトを見つけたときは、管理人に連絡を取って削除をお願いするのもよい対策です。中でも相手のサイトが安心安全対策をしていて担当者が決まっている場合、即効性があります。それ以外の場合だとコンテンツの削除に少し手間取るかもしれませんが、お願いしてみることは無駄にはなりません。
嫌がらせ行為の被害を受けた人は情報が漏れたせいで身の危険を感じると、地域の警察などに相談する場合があります。第三者の通報は受け付けてもらえないこともよくあり、そのため、できる限り被害者本人に通報してもらうほうがよいのです。関係者の所在地によっては、個人情報をインターネット上に公開する行為、なかでも違法に入手した情報の場合は法律違反に当たります。
特に忘れないでいただきたい点は、アメリカ合衆国における非営利団体に関する法律により、ウィキメディア財団は直接、ウィキメディアンに法律に関する援助をすることが禁じられています。ひとくちに法律に関する支援といっても国や地域で異なるものの、嫌がらせ行為が度を越す場合は一度、相談をしてみるとどうでしょうか。