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知識の贈物を

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ウィキメディア財団理事長フロランス・ドゥヴォアール

2007年10月22日、ちょうど6年前の始められた頃にはつつましやかな草の根の活動だったウィキペディアが、いまでは、並ぶものなき世界的情報源となり、知識を共有する方法を塗りかえようとしています。世界中の数百万のひとびとがアクセスし、250の言語で運営されています。

非営利団体ウィキメディア財団 (Wikimedia Foundation, Inc.) では、他プロジェクトともども、ウィキペディアという教育サイトによって、世界中の人々が人類の知識の総体を共有できるように支援し、同時に、多様な意見が同等に扱われることを目指しています。いうまでもないことですが、ウィキペディアおよびその外のウィキメディア財団のプロジェクトが、世界共同体の中で与える好もしい影響を、わたしたちはたいそう誇りにしています。

しかしながら、ウィキペディアが世界におよぼす影響力は、財団の責任と課題を増し加えるものでもあります。わたしたちの国際的な成功を鑑みて、財団は世界でもっとも支援を必要とする部分——教育的資源へのアクセスを制限されている抑圧されたコミュニティにその活動を重点化しようとしています。発展途上国の約20億人もの子供たちはほとんど、あるいはまったく教育の機会をえられないことを考えると、この使命はまことに重要であると思います。

その結果、資源が限られているなかでも、ウィキメディア財団は着実な成果を得てきました。多くの支援団体との友好関係により、ウィキペディアは世界のどんな場所からでも利用できるようになり、ヨルバ語版やスワヒリ語版ウィキペディアのような展開もなされています。とりわけ重要なことには、この一年で、未来の教育の改善に向けた種をしっかりと植えられたことです。

これまでの業績もけしてちいさなものではありませんが、より大きな仕事が待ち受けています。

ウィキメディア財団が、世界の情報流通の促進活動を持続させるためには、みなさまからのご支援が必要です。

これより数週間、例年のように寄付募集の御願いをいたします。額の多寡に拘わらず、寄付を通じて皆さんの支援の声をたまわり、あるいは世界中のどんな一人も世界の知識の総体にアクセスできるようにするというわれわれの使命を達成するのを励ましていただければ、まことにありがたく存じます。

Florence Devouard
Chair of the Wikimedia Foundation
(ウィキメディア財団理事長 フロランス・ドゥヴォアール)