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郵便為替・小切手(郵送)

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ここでは、日本全国の郵便局で取り扱っている、ゆうちょ銀行の「住所あて送金」について説明します。

国際郵便為替を買う

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  1. 身分証明書と現金(手数料:2,000円と送金する金額)を持って郵便局へ行きます。なお、すべての郵便局で「住所あて送金」を含めた「国際送金」を取り扱っているわけではありません。必ず郵便局ホームページから、最寄りの国際送金取り扱い郵便局を検索してください。
  2. 印鑑は不要ですが、書類を訂正する場合に必要となるため、念のため持参したほうが良いかもしれません。
  3. 窓口で住所あて送金をしたい旨を伝えると、「国際送金請求書兼告知書(住所あて送金用)」が渡されます。この書類には以下のように記入してください。
    1. 受取人
      1. おなまえ - Wikimedia Foundation, Inc.
      2. おところ - P.O. Box 919227 Orlando, FL
      3. 郵便番号 - 32891-9227
      4. あて先国 - United States of America
    2. 差出人
      1. おなまえ - あなたの名前をブロック体の大文字・ローマ字で記入してください。
      2. おところ - あなたの住所をブロック体の大文字・ローマ字で記入してください。このとき、日本語の順序で記入しても構いませんが、できるだけ欧米のように「町・番地・(区)・市区町村・都道府県」の順に記入したほうが良いでしょう。
      3. 連絡先(電話番号) - あなたの電話番号を市外局番から記入してください。
    3. 通信文 - ローマ字またはアラビア数字のみ(あて先国により漢字の使用も可能)で、30文字まで記入することができます。追加料金は発生しません。ただし、ここに記入した内容は直接為替には印字されません。
    4. 内国税の(省略)に関する法律に基づき告知を行う者の住所氏名 - 差出人で書いたあなたの住所・氏名をそれぞれ日本語で記入してください。
    5. 送金目的 - 「貿易外取引」にチェックして、内容には「寄付」と記入してください。
    6. 通貨コードには「USD(アメリカ・ドル)」、金額には送金するアメリカ・ドルの金額を記入してください。もし、「日本円で○○円を送金したい」という場合は、局員にその日の為替レートに基づいて、いくらのドルを送金すればよいかを計算してもらうこともできます。
    7. 「外国為替及び外国貿易法」に基づく許可等 - 「不要」にチェックします。ただし、「外国為替及び外国貿易法」の第20条(資本取引の定義)のうち、第21条(財務大臣の許可を受ける義務を課する資本取引等)もしくは第24条(経済産業大臣の許可を受ける義務を課する特定資本取引)に該当する場合は、それぞれ担当官庁からの許可が必要となります。
  4. 以上のように記入し、窓口に提出すると「国際郵便為替」が発行されます。その場で証書に受取人の氏名・住所、差出人の氏名・住所をそれぞれローマ字で記入します。
  5. 局員による確認が終わり、手数料と送金する金額を支払うと、「国際郵便為替」と「国際送金請求書兼告知書(住所あて送金用)お客さま控え」が手渡されます。これで手続きは完了です。

国際郵便為替を送る

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アメリカ合衆国へ住所あて送金を行う場合は、郵便局で為替証書を発送してもらうことはできません。必ず自分で送る必要があります。為替証書は発行から3ヶ月間のみ有効ですので、注意してください。

  • 国際郵便については、日本郵便のホームページに詳細な情報が記載されています。
  • 文房具店で封筒を購入して、為替証書に記入したものと同じ宛先・差出人を記入したうえで、切手を貼り付けてそのまま最寄りの郵便局へ持ち込んでも構いません。国際郵便は郵便ポストへは投函することができません。
  • 料金は、船便が160円、航空便が260円になっています(東京都からの差し出し・為替証書のみの場合)。
  • 国際スピード郵便(EMS)の場合、封筒は郵便局から無料で受け取れますし、宛先記入用のラベルも用意されています。また、郵便事故の補償や配送確認サービスなども利用できます。加えて、船便や航空便に比べて配送が早いという利点もあります。
  • 国際スピード郵便の料金は、1,200円になっています。
  • 封筒の中には、基本的に為替証書のみを入れますが、一筆書いたものを入れてみても良いかもしれません。

ワンポイント・アドバイス

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頻繁に国際送金を利用する顧客用に、「国際送金請求書印字サービス」というものがあります。これは、住所あて送金・口座あて送金・口座間送金用の各請求書に、差出人や受取人をあらかじめ印字してもらう、というサービスです。何度も同じ内容を請求書へ書く必要がないため、大変便利です。