VisualEditor/Newsletter/2020/June/ja
編集機能ニュース 2020年第2号
編集機能ニュースレターのこの号では、投稿者がウィキでもっと楽に意思疎通できることを目指すトークページのプロジェクトをご紹介します。
- 返信ツール: 現状では提携するウィキ4件(アラビア語、オランダ語、フランス語、ハンガリー語)にベータ機能として展開、通称は「Discussion tools」です。 ベータ機能にはまもなく新機能を盛り込む予定です。コメントを新しいビジュアルな編集モードで書いたり、
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と入力するだけで、他の利用者に言及する(ピンする)機能が対象です。 新機能を試すには、Beta Clusterをご利用ください。今後の2、3ヵ月のうちに、現在の4言語以外でもベータ機能を利用できるようにする予定です。 - 利用者の署名に新しい要件: まもなく利用者が作った変則的な署名を個人設定に登録できなくなります。これには署名の偽造を減らし、ページの破壊防止するとともに、トークページ用の新しいツールの信頼性を高めようという主旨があります。影響を受ける編集者はごく限定的です。
- 議論用の新しいツール: 編集機能チームでは新規の議論を始める手順の簡略化に取り組み始めました。プロジェクトのページに初期の設計を載せましたのでご確認ください。
- トークページ利用調査: 編集機能チームではウィキメディア研究チームと連携し、トークページの利用が編集者の記事の改良にどう役立つか調べてきました。編集初学者はトークページを利用するほど、利用しない人よりもメインの名前空間での編集活動が活発という傾向がわかりました。