ウィキペディアン招聘制度
招聘ウィキメディアン Wikimedian in Residence(欧文の表記は Wikimedian-in-residence、WiR、Wikipedian)とは特定の機関に招かれた意思疎通の専門職。嘱託ウィキメディアンとも。ウィキメディアという社会基盤に関する知識とその影響力の評価を共有するとともに、研修や教育、エデイタソンを介してウィキペディアを広める役割を担います。また大学、非営利組織やNGO、研究機関やGLAM(※)には、それぞれのウェブサイトまたはSNSで独自に発信するのと同様に、その専門知識をウィキペディアやウィキデータ、ウィキメディアのプラットフォームに寄与し統合するよう促されることがあります。(※:文化機関の頭字語=G 美術館–L 図書館–A 公文書館–M 博物館)
ウィキメディアのコミュニティは専門知識とブランド性や市場性を切り離して考えます。この文脈に従い、招聘ウィキメディアンには不文律として出先機関に関する編集は行わない のですが、それぞれの機関の知識を共有します。ウィキメディアのプロジェクト群は最も信頼性の高い情報源からよりすぐりの情報の提供を目指しており、機関としてその文脈に沿った配下の情報をこころよくご提供いただけるなら、ぜひその役務を招聘ウィキメディアンにご任命ください。
招聘ウィキメディアン・プログラムは2010年代初めにまず実験的な試みとして有給職を大学の講師や非営利組織、美術館・博物館などに送りました。今日ではこの役割は文化的にも実務上も深みを増し、招聘ウィキメディアン交換事業(Wikimedians in Residence Exchange Network)を通じ、ウィキメディアのプラットフォーム(基盤)に参加してオープンな知識に関与する組織や個人に緊密で目的にかなったピア・トゥ・ピアな支援をもたらします。
概要
- 時間配分
- 常勤でごく短期 (例:大英博物館企画は5週間)
- 常勤でやや長め (例:ヴェルサイユ宮殿企画は6ヵ月、エディンバラ大学企画は18ヵ月)
- 非常勤で長め (例:インディアナポリス子ども博物館企画は1年)
- 非常勤で期間固定 (例:オーストリア連邦文化財局 (BDA) - ウイーンの電子化事業 Scanproject は3-4年超)
- 報酬
- 完全な無報酬(例:大英博物館事業、オーストリア連邦文化財局事業)
- 履修単位(例:インディアナポリス子供博物館事業、着任から3ヵ月間)
- 経費支給・奨学金(例:ベルサイユ宮殿事業)
- 有償インターン制度(初期のアメリカ国立公文書館(NARA)事業)
- 契約非常勤職員(例:インディアナポリス子供博物館、就任2年目)
- 常勤職員(例:アメリカ国立公文書記録管理局常勤招聘ウィキペディアン事業、エディンバラ大学招聘ウィキメディアン事業)
- 求人の方法
- 公式の求人の手順(例:NARA)[状況により地域協会の代表が採用面接に立ち会うことも可能。]
- ローカルのウィキメディア協会に求人を委託 (例:ベルサイユ宮殿事業)
- 既存のSNS上の人脈を介して非公式に求人(例:インディアナポリス美術館)
- 既存のウィキペディアのコミュニティに交渉し当該の専門分野で指導的な人を探す(例:イスラエル博物館)
- ウィキメディアンまたはウィキペディアンが自発的に当該機関に問い合わせる(例:大英博物館、
オーストリア連邦文化財局(英語版))
ウィキペディア、ウィキデータ、ウィキメディアはそれぞれ、デジタルネイティブ型のプラットフォームに存在し、設置以来、着実に閲覧者を増やし続けて1世代が経ちました。2005年創設のウィキペディアは、人々がインターネットを介して調べ物をする時におよそあらゆる主題について読む情報源であり、ウィキペディアの記事を読んで求める知識を得ています。特定の領域で権威的な機関においては、ウィキペディアに記事がある場合、専門知識をウィキペディアに共有することをご検討願えないでしょうか。ウィキメディアのプラットフォームに置かれたコンテンツは、世界最大の利用者で最も関心の定まった閲覧者への訴求と配分、すなわちごく限定的な主題を見つめ、一般常識として頼れて権威のある裏付けを備えた情報を求める個人とつながります。
通常の方法で当該の機関がそのウェブサイトの閲覧者数、SNSのアカウントのフォロワー数やクリックしてリアクションを示した利用者数を追跡する場合、ウィキメディアのプラットフォームには意思疎通の独自の指標があり、ウィキペディアにコンテンツを投稿した場合に、あらゆる分野の機関が検証して共有する種の情報を求める観衆を浮かび上がらせます。ウィキメディアのプラットフォームは毎年、個別の10億人の利用者が訪問し、ウィキメディアに掲載したコンテンツはさらに広範に流通し、報道関係者も学生も評論家も投資家も官吏も、関心を抱く人は誰でも、主題を問わず調べ物の最初の段階で、ウィキペディアの記事を調べてウィキメディアのコレクションを探します。こういう文脈で専門知識を表現したい機関は、ウィキメディアンと連絡を取るか招聘ウィキメディアンを雇い入れて実現します。
専門機関の場合
詳細な情報は招聘ウィキメディアンの役職を設けるガイドをご参照ください
本職の雇用は、インターネット上のコンテンツ開発者、Facebook(フェイスブック)や Twitter(ツィッター)の発信管理者、YouTube(ユーチューブ)の動画製作監督その他、目にする機会が多い情報媒体の出稿担当者の役割に相当し、機関の専門知識を一般社会に共有するという趣旨に奉仕し、人々が親しんだ媒体のチャンネルを通して実施します。さまざまな媒体チャンネルごとに独自の規程を設けそのコミュニティの常識とされるものがありますし、一般に典拠となる情報を共有する機関には、ウィキメディアのプラットフォームにコンテンツを統合するとウィキペディアのグローバルな閲覧者層に訴求できて、費用対効果戦略において影響力は大きくコストは低減されます。
ウィキメディアのプラットフォームには、特別の許可も編集の指名制度もありません。招聘ウィキメディアンを指名する機関は、インターネット上で利用者アカウントを登録する人と何らの立場の違いもありません。ウィキペディアとは誰でも編集できる百科事典であり、招聘ウィキメディアンも他の誰とも同じ役割で、特別の認知もされなければ配慮も受けず、どんな機関と提携しているかも考慮されません。知の機関を尊重するウィキメディアのコミュニティは、機関との提携関係を好む傾向があり、情報を共有する機関はコミュニティの規約を遵守することが求められ、社会的な交流に参加し、ウィキメディアの使命と価値観に何らかの関与をして、自ら選んだ招聘ウィキメディアンをウィキメディアのコミュニティとのつなぎ役としてとらえる必要があります。
個人の場合
招聘ウィキメディアン制度は特定の技能を基準に任用にあたります。通常、この技能とはウィキメディアにおける編集経験を指し、テスト編集に関わるコミュニティの取り決めやプログラムの査読の求め方を承知していることに加え、ウィキメディアのコミュニティの利害関係者で知識関連もしくは情報媒体に通じた人々と公開の場で意思疎通をすること、またウィキメディアのボランティアとして協働する場において、時間や労力を提供もしくは要請するタイミングをわきまえているかどうかです。招聘ウィキメディアンの皆さんは確かに、ウィキメディアのコミュニティの文化に深く分け入っている人ばかりではありません。ウィキデータの場合、構造化データの集積を扱いウィキメディアのプラットフォームを支えており、当職はデータ管理の専門性を求められ、データセットのアップロードを行い管理する技術的な関与に重点が置かれ、コミュニティとの会話の比重はウィキペディアで通念とされるよりも少なくなります。ウィキメディア・コモンズは画像ならびに文字情報以外の媒体の収蔵庫であることから、当職はデジタルアクセス関連の技術と、文化機関から「コンピュータが利用可能なデータのウェブ」(Linked Open Web)を介して提供を受けた画像や保存文書について、使用率を高めるように働きかけることがあります。
招聘ウィキメディアンとして働く意欲のある皆さん、キャリアパスとして関心のある個人の志望者は、まずウィキのその他の専門職の皆さんがどのように任用に至ったか知っていただくことばかりか、職場と人件費は相手機関から提供される点にご留意ください。当職に任命されて働きたいという志望者は、最終的にはご自分で雇用者となる組織や機関を探し、先方の電子出版や広報の目標全体を見据えて、ご自分の働きがその文脈において占める価値を説明していただくことになります。
活動の典型例
新しい媒体の戦略づくり
招聘ウィキメディアンを雇用する組織は、その人物の職務として新しいメディアの傾向を特定させ、組織の幹部への説明を求めてください。ウィキメディア・プロジェクトに参加する組織は、それ自体やそれぞれの組織文化を変える必要はないものの、ウィキメディアに参加して交わす会話や企画立案は、個別の組織が完全に制御するプラットフォームで公開するよりも手数が確実に増えます。必ず論題にする必要があるものとして、公開のウェブ上で共有するコンテンツはどのように世界からの関心を呼び寄せるのかという課題、また多くの人を対象にしたコンテンツの普及と、複雑な議論を率いる人を絞り込むアクセス制限のバランスはどう設定するのか、はたまた著作権管理の方法、メディア・コモンズという公共の場に参加することの意味が問われます。
ウィキメディアのコミュニティとは主に活動家精神をいだく人々が集まり、一つの集団として提唱する範囲は教育情報に普遍的にアクセスできること、良き市民性を奨励するメディア、知る十分な知識を備えて生活の質に関する決定を拾い上げることです。このウィキメディア文化は、さまざまなジャーナリズムや研究の努力で説明されており、ほとんどのプロジェクトの成功には、特定の技能一式を備えた参加者であることよりも、この文化とその目標を理解することの方が重要です。簡単に言うなら、このコミュニティと文化の人々はお互いを認め合い、また部外者に関してもしかりです。オペラや特定のスポーツ、あるいはニッチな専門分野のファンは、自分と似ている人か似ていない人か識別でき、それと同様にオープン運動(Open Movement)に参加する数百万人の人々は共通の価値観のもと、互いに相手の立場に立つ特性に秀でていて、さらに倫理問題に対する直感は共通しています。嘱託ウィキメディアン(Wikimedian in Residence)を雇い入れる組織はある程度、この文化の実践を取り入れること、まだ歩みだしたばかりのデジタル時代にウィキメディアのプロジェクト群でどのように効果的に意思を疎通させるのか、多くの成功と失敗の共通の歴史を前向きに受け入れるよう、期待されます。
嘱託ウィキメディアンは計画活動の戦略を立てる場面で統計的な手法を採用しており、中でも観衆の関与という指標を立ててウィキメディアのプラットフォームから抽出してレポートにまとめ、観衆とのやりとり(コミュニケーション)の影響度を見える化します。組織の関心分野に近いウィキメディアのコンテンツは、どのくらいの人が閲覧したか人数の計測、これには専門知識のある閲覧者も、コンテンツの投稿者である閲覧者も含みます。プログラムとイベント・ダッシュボードというものはレポート収集において一般的で簡便な方法として採用されており、ウィキデータ・クエリサービスを援用して特定の主題に注目した、ページ閲覧数解析(英語版・Pageviews Analysis)に類するトラフィック分析ツール(英語)です。
文を編集する
ウィキペディアは2001年の創設以来、人類の経験の基盤となりました。インターネットのリソースを人々が利用するあらゆる文化で、ウィキペディアは日常的な存在です。どの国にもウィキメディアの編集者が存在して全ての言語にわたり、人々はいくつものデジタルのツールに関与しています。人々は一般の参考情報を求めており、その需要に応じる最も良い方法は、依然としてウィキペディアのそれぞれの記事に知識と典拠を文書化して投稿することです。嘱託ウィキメディアンはその点、ウィキペディア編集の基本的な経験があるか、さもなければ今からでも少し編集を経験し、やがては定期的な編集活動へと進んでもらうことが肝心で、ウィキメディアというプラットフォームでは、ほとんどの利用者の体験はウィキペディアが中心だからです。
データセットの共有
ウィキメディアのプラットフォームで最も普及した編集方法では、ウィキペディアの記事を1回に1件ずつ作業していきますが、ウィキデータは事実を構造化データとして共有するという約束に立ち、その規模はあらゆる言語のあらゆる主題の知識環境にわたります。データ共有の可能性を最適に説明する方法は、おそらくデータ科学の分野に目を向けることであり、低コストの出版を大規模に行うにはデータ収集と分析、品質の管理と更新を進めるデータ・パイプラインの確保、理解を助ける視覚化を設計し、大量の視聴者と関与を得る対策として善行を促す倫理への投資により、害を最小限に抑えようとする取り組みとして把握されます。
招聘ウィキメディアンの中には、ウィキデータにほぼ専従の人もいます。ウィキデータの初学者であれば先方の組織の知識を構造化してFAIRデータに変換する、すなわちクラウドソースを大きな規模で活用する道を開きます。データ管理の経歴を積んだ人なら、ほぼどの場合も、次世代のオンライン・パブリッシングに取り組めるように担当組織を整えます。もちろん組織がデータのキュレーションに投資するからといってウィキデータに特化する必要はなく、むしろ組織が広範な計画として意味を重んじるセマンティック・ウェブへの統合を求めるなら、一つの試みとして、ウィキデータというプロジェクトは実際にその計画に運用できる可能性があります。データに基づく次世代のアプリケーション出現を予測すると、競合する選択肢と比較するなら、ウィキデータはそれを受容する文化を育てる経路であり、影響力は高く低コストでコミットメントは低くなります。
収蔵するメディアの共有
博物館や図書館はこれまで、それぞれの資料を収めた重厚な建物を来訪した人数で社会への影響(エンゲージメント)を測ってきました。ウィキメディアのプラットフォームはこれら機関にとって、収蔵資料をこれまでにない受け皿に載せ、オンラインで提供するという選択肢を与えることになります。ウィキペディアの記事、コモンズのメディア・ギャラリー、ウィキデータの集める構造化データ、ウィキソースの文献保存庫などが利用できます。
博物館でよく用いられる活動とは、画像や図そうなどの情報媒体をあらかじめ選んでおき、ウィキペディアの記事に取り入れる形を取ります。コンテンツとして投稿されると、主催者である博物館はウィキメディアが用意した閲覧者測定ツールを使い、その記事を観察して閲覧者の動向を把握します。そして所蔵資料の価値として、利用者が実際に手に取った場合、オンラインで閲覧した場合を勘案します。一般に、オンライン公開にかける投資と、来訪者への公開と、そのバランスをどう取るかという論点、またウィキペディアには、オンラインに資料をアーカイブし公開する行為に優れた価値を付加するという意見がよく聞かれます。
コミュニティ関与
ウィキメディアのコミュニティには、外部組織と提携してオンラインや対面の集会で発表するという文化が根付いています。これらイベントは「ウィキ・パーティー」「エディタソン」などと呼ばれ、人々が会場となる特定の機関に集まり、収蔵されたメディアの情報源に触れる場となります。参加者には後方を通じて開催を知った地域の住民もあれば、大学生、また物理的に会場へ来ることは叶わなくてもオンラインで参加する人たちもいることでしょうし、イベント主催者である機関収蔵の情報媒体から1件を選び、ウィキメディアのプラットフォームに持ち込んで典拠として共有していきます。
招聘ウィキメディアンという人々は、このようなイベントを世界各地で開いていて、回数は千の単位で数えられます。参加者は満足しています。知識を共有した人々は、その影響力を示す指標というデータを築いています。
沿革と事例
user:llywrch は2006年に出版物『Wikipedian-in-residence, a proposal』を発表し、ウィキメディアのプロジェクト群と外部機関を取り持つ専門性の高いリエゾンという構想を明確に示しました。この構想に沿って2010年代初頭にさまざまな招聘ウィキメディアン事業が、各種の領域で花開いています。初期には実験的な取り組みとしてアメリカ合衆国の、特に llywrch の後援に支えられてカスケーディア地区を中心に、大学職員の研修と専門化を目指すアメリカ合衆国の公共政策イニシアチブ(英語版)を援用してウィキメディアのプロジェクト群との事業提携を実施。インドの大学町プネの場合は、ウィキメディア教育財団インド支部の事業と並行して試行したところ、多くの大学生がウィキペディアに参加、の編集者として非常に熱心に取り組む結果を見ており、インド国内で規模の大きなウィキメディアのカンファレンス(国際大会)を数回、実施するに至ったこと、前述の事業に参加した学生がそれぞれの地域でウィキメディア・インド協会のボランティアとして管理運営に参画しています。ヨーロッパの文化的な土壌から、博物館や美術館との提携を優先して求める傾向が見られ、これにはモデル事業として地域社会へのアウトリーチ活動やイベントのプログラム管理者という存在がありました。前述の事業はそれぞれの地域で前例となったものの、初期10年を前史として概観するなら、世界中で実験的な取り組みがいくつも試みられた点に集約されます。招聘ウィキメディアン事業でウィキメディア教育財団の創設はおそらく最も揺るぎない成果であり、大学は資金面でも意欲にあふれた学生編集者を揃う面でも豊かであること、優れた知識の源こそ招聘ウィキメディアンという有償の専門職の雇用を正当に評価できると明確化しました。
Template:As ofで招聘ウィキメディアン事業の予算の大部分はおそらく公衆衛生と医学教育の促進を資金源としています。最も普及した事業案は大学の定める職位あるいは任命権限に頼らず、むしろ大学との提携関係に基づきます。招聘ウィキメディアン事業で最も多く適用される形態は、世界的に見てもそれぞれの専門領域におけるウィキの編集イベントとして実施されており、編集は未経験あるいは初学者という人々を数多く動員し、それぞれの人は社会参加の催事や集会として顔を出してします。
Full list of past and present WiRs
Below is a table of current and previous Wikimedians in residence according to their Wikidata entries. Wikimedians without are not included. To see the full table without needing to scroll, or instructions on adding new rows, see this page.
This list is generated from data in Wikidata and is periodically updated by a bot.
Edits made within the list area will be removed on the next update!
Wikimedian (Q3809586) | Organisation (P108) | Link (P2699) | Location (P937) | Start (P580) | End (P582) |
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Borysław Kozielski | Wawel Castle | ||||
Pranayraj Vangari | Telangana State Language and Culture Department | https://commons.wikimedia.org/wiki/User:Pranayraj_(Wikimedian_in_Residence) | |||
Mike Dickison | |||||
Tochi Precious | |||||
Gianluigi Gamba | |||||
Ayokanmi Oyeyemi | |||||
Liam Wyatt | British Museum | BM | London | ||
Lori Byrd-McDevitt | The Children's Museum of Indianapolis | TCMI | Indianapolis | ||
Benoît Evellin | Palace of Versailles | Château de Versailles | Palace of Versailles | ||
Àlex Hinojo Sánchez | Museu Picasso | Museu Picasso | Barcelona | ||
Àlex Hinojo Sánchez | Museu Nacional d'Art de Catalunya | MNAC | Barcelona | ||
Remulazz | Moleskine Foundation | lettera27 | Milan | ||
Roger Bamkin | Derby Museum and Art Gallery | Derby | Derby | ||
Dominic Byrd-McDevitt | National Archives at College Park | NARA | College Park | ||
Laura Hale | Australian Paralympic Committee | The History of the Paralympic Movement in Australia | |||
Sarah Stierch | Archives of American Art | AAA | Washington, D.C. | ||
Sarah Stierch | Smithsonian Institution Archives | SIA | Washington, D.C. | ||
Sarah Stierch | World Digital Library | Outcomes | Washington, D.C. | ||
Richard Knipel | Museum of Modern Art | MoMA | New York City | ||
Richard Knipel | Metropolitan Museum of Art | Metropolitan Museum of Art | New York City | ||
Andy Mabbett | Royal Society of Chemistry | RSCWiki | Cambridge Science Park | ||
Andy Mabbett | Birmingham Museums Trust | Thinktank | Thinktank | ||
Andy Mabbett | ORCID, Inc. | ORCID | |||
Andy Mabbett | The New Art Gallery Walsall | New Art Gallery Walsall | The New Art Gallery Walsall | ||
Andy Mabbett | ARKive | ARKive | Bristol | ||
Andy Mabbett | Staffordshire and Stoke on Trent Archive Service | SAHS | Staffordshire County Museum | ||
Andy Mabbett | Lancashire County Council’s Museum Service | QSMM | Queen Street Mill | ||
Andy Mabbett | TED | ||||
Andy Mabbett | Queen Mary University of London | HMBRG | London | ||
Andy Mabbett | The Physiological Society | PhySoc | London | ||
Andy Mabbett | Coventry University | Coventry University | Disruptive Media Learning Lab | ||
Daniel Mietchen | Open Knowledge Foundation Germany | OA | Berlin | ||
Yair Talmor | Israel Museum | IMJ | Israel | ||
Daniel Tsvi Framowitz | National Library of Israel | NLI | Jerusalem | ||
Francis Awinda | Africa Centre | Culture | Cape Town | ||
Whiteghost.ink | State Library of New South Wales | SLNSW | Sydney | ||
Lane Rasberry | Consumer Reports | Consumer Reports | Yonkers | ||
Lane Rasberry | School of Data Science | University of Virginia | Charlottesville | ||
Ole Palnatoke Andersen | National Museum of Denmark | Residerende wikipedianer | Copenhagen | ||
Ole Palnatoke Andersen | Royal Danish Library | WikiProjekt Diamanten | Copenhagen | ||
Andrew Gray | British Library | BL | London | ||
André Costa | Swedish National Heritage Board | Stockholm | |||
Marcus Cyron | German Archaeological Institute | German Archaeological Institute | Berlin | ||
Lennart Guldbrandsson | Swedish National Heritage Board | Stockholm | |||
Maximilian Klein | OCLC, Inc. | VIAF | California | ||
Hubertl | Bundesdenkmalamt | Bundesdenkmalamt Austria | Vienna | ||
David Parreño Mont | Palafrugell | Palafrugell | Palafrugell | ||
David Parreño Mont | Library Service of Catalonia | Biblioteques | Catalonia | ||
Liron Dorfman | Younes and Soraya Nazarian Library, University of Haifa | אוניברסיטת חיפה | Haifa | ||
Timothy Sandole | Belfer Center for Science and International Affairs | Assessment of Belfer Center Wikipedian in Residence program | Cambridge | ||
Michael Barera | Gerald R. Ford Presidential Library | GFPLM | Ann Arbor | ||
Esther Solé i Martí | Museu d'Art Jaume Morera | Art Jaume Morera | Lleida | ||
Evelyn Swan | American Folk Art Museum | New York City | |||
John Cummings | Natural History Museum, London | NHMandSM | London | ||
John Cummings | UNESCO | United Nations | Paris | ||
Mariona Aragay | Museu de la Música de Barcelona | El Museu de la Música incorpora una viquipedista resident per difondre el museu i la música catalana a Internet | Barcelona | ||
Molly McGowan | Royal Ontario Museum | ROM | Toronto | ||
Mary Mark Ockerbloom | Science History Institute | Philadelphia | |||
Mary Mark Ockerbloom | Annual Reviews | ||||
Tim Moritz Hector | ZDF | ZDFcheck | Mainz | ||
Kevin Rutherford | Ladd Observatory | Ladd Observatory | Providence | ||
Micha Rieser | Swiss Federal Archives | Swiss Federal Archives | Bern | ||
Micha Rieser | Swiss National Library | Swiss National Library | Bern | ||
Micha Rieser | Basel University Library | Basel University Library | Basel | ||
Martin Poulter | Bodleian Libraries | Oxford | |||
Martin Poulter | Jisc | Jisc Ambassador | Bristol | ||
Martin Poulter | University of Oxford | Oxford | Oxford | ||
Martin Poulter | Khalili Collections | Khalili | London | ||
Ally Crockford | National Library of Scotland | NLS | Edinburgh | ||
Alexander D. Stinson | The William Blake Archive | William Blake | University of North Carolina at Chapel Hill | ||
Dorothy Rose Howard | Metropolitan New York Library Council | Metropolitan New York Library Council | New York City | ||
Hay Kranen | KB National Library of the Netherlands | The Hague | |||
Patrick Hadley | York Museums Trust | YMT | York | ||
Patrick Hadley | Museums Development Yorkshire | YNP | Yorkshire | ||
Arie Sonneveld | Working Group of Special Academic Libraries | 2014 | Netherlands | ||
Hans Muller | Leiden University | Leiden | |||
Hans Muller | Naturalis Biodiversity Center | Leiden | |||
Hans Muller | Working Group of Special Academic Libraries | The Hague | |||
Sandra Fauconnier | Stichting Academisch Erfgoed | Expedities | Special Collections of the University of Amsterdam | ||
Sandra Fauconnier | Netherlands Commission for UNESCO | MoW 2017 | Zeeland Archives | ||
Kevin Gorman | University of California, Berkeley | Berkeley | |||
Rexford Nkansah | Africa Centre | Culture | Cape Town | ||
Jey | Open University of Catalonia | UOC | Barcelona | ||
Rocío Consales | Fundación Salvador Allende | Discursos oficiales de Salvador Allende | Santiago | ||
Marc Haynes | Coleg Cymraeg Cenedlaethol | Coleg Cymraeg Cenedlaethol | Cardiff | ||
RGmary | Istituto Centrale per il Catalogo Unico | ICCU | Mestre | ||
Rob Velella | Houghton Library | Rob at Houghton | Cambridge | ||
Sydney Poore | Cochrane | WIR | Liverpool | ||
John Byrne | Cancer Research UK | WikiProject CRUK | London | ||
Daniele Metilli | Museum of Modern and Contemporary Art of Trento and Rovereto | Mart | Rovereto | ||
Sergei Zhuravel | Business Journal | резидент | Syktyvkar | ||
Iván Martínez | Museo Soumaya | Mexico City | |||
Lukasz Chelminski | Józef Piłsudski Institute of America | WikiProject Józef Piłsudski Institute of America | New York City | ||
Mikhail Melnichenko | Scientific Library of Moscow State University | резидент | Moscow | ||
Federico Leva | Biblioteca Europea di Informazione e Cultura | Milan | |||
Netha Hussain | Calicut Medical College | Kozhikode | |||
Jovana Milošević | University Library "Svetozar Marković" | Универзитетска библиотека 2014 | Belgrade | ||
Sara Thomas | Scottish Library and Information Council | SLIC | Glasgow | ||
Sara Thomas | Museums Galleries Scotland | MGS | Edinburgh | ||
Marek Blahuš | Masaryk University | Masarykova univerzita | Brno | ||
Carolina Latorre Canet | Arxiu Ismael Latorre Mendoza | ||||
Carolina Latorre Canet | Arxiu familiar Ricardo Miralles Tarín | ||||
Carolina Latorre Canet | Arxiu fotogràfic Jordi Ferrer-Beltran | ||||
Vicenç Salvador Torres Guerola | Arxiu Ismael Latorre Mendoza | ||||
Vicenç Salvador Torres Guerola | Arxiu Fotogràfic Familiar Nàcher | ||||
Vicenç Salvador Torres Guerola | Arxiu Ismael Latorre Mendoza | ||||
Vicenç Salvador Torres Guerola | Arxiu familiar Ricardo Miralles Tarín | ||||
Vicenç Salvador Torres Guerola | Arxiu fotogràfic Jordi Ferrer-Beltran | ||||
Jason Evans | National Library of Wales | National Wikimedian at the National Library of Wales | Aberystwyth | ||
Eduardo Testart | National Library of Chile | Wikipedista en residencia | Santiago | ||
Emily Temple-Wood | National Institute for Occupational Safety and Health | NIOSH | Washington, D.C. | ||
Luca Martinelli | Istituto Centrale per il Catalogo Unico | ICCU | Rome | ||
Luca Martinelli | Istituto centrale per i beni sonori ed audiovisivi | ICBSA | Rome | ||
Cvetko Nedelkovski | State Archive of the Republic of North Macedonia | Residence at DARM | Skopje | ||
Brahim Boughalmi | Association for the protection of the medina of Tunis | MedinaPedia | Tunis | ||
Rubén Ojeda de la Roza | Museum of Romanticism | Glaming Madrid | Madrid | ||
Mario Šarevski | Macedonian Academy of Sciences and Arts | Residence at MANU | Skopje | ||
Davide Denti | European Centre for Press and Media Freedom | Bando per Wikipediano in residenza allo European Centre for Press and Media Freedom | Rovereto | ||
Kelly Doyle | West Virginia University | Welcome | Morgantown | ||
Loganathan Rathinavel | Tamil Virtual Academy | partnership | Chennai | ||
Maria Drozdek | National Museum in Warsaw | English | Warsaw | ||
Maria Drozdek | Muzeum Miasta Łodzi | Kolekcja Muzeum Miasta Łodzi | Łódź | ||
Marija Gajić | Jevremovac botanic garden | Ботаничка башта Јевремовац 2015 | Belgrade | ||
Ewan McAndrew | University of Edinburgh | wikimedia | Edinburgh | ||
Zana Shtrkovska | Macedonian Academy of Sciences and Arts | Diary | Skopje | ||
Rachel Helps | Brigham Young University | Harold B Lee Library | Provo | ||
Zeineb Takouti | Diocesan Library of Tunis | Tunis | ? | ||
Marco Chemello | Biblioteca Europea di Informazione e Cultura | BEIC | Milan | ||
Marco Chemello | Museo della Scienza e della Tecnologia "Leonardo da Vinci" | Museoscienza | Milan | ||
Sander Turnhout | SoortenNL | Erfgoed Gelderland | Nijmegen | ||
Jane Darnell | TED | ||||
Mrsinna | State Library of Queensland | First World War Wikipedian in Residence | Brisbane | ||
Simone Massi | Mansutti Foundation | Fondazione Mansutti | Milan | ||
Simone Massi | Museo Galileo | Museo Galileo | Milan | ||
Kerry Raymond | State Library of Queensland | First World War Wikipedian in Residence | Brisbane | ||
Niccolò Caranti | MUSE | Trento | |||
Stanislas Wiener | Wiener Library | Wiener Library | London | ||
Lore Agirrezabal | Children Literature Documentation Center of Donostia | 2016 | San Sebastián | ||
Michal Matúšov | World Esperanto Youth Organization | Esperanto125 | Rotterdam | ||
Mauricio V. Genta | Wikimedia Argentina | Proyecto de digitalización | Buenos Aires | ||
Francesc Fort | Valencian Museum of Ethnology | Etnologia | Valencia | ||
Francesc Fort | Provincial Council of Valencia | Cultura Diputació València | Valencia | ||
Francesc Fort | Institut Valencià d'Art Modern | Valencia | |||
David Alves | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/164209/projeto-de-wiki-difusao-em-neuromatematica/ | São Paulo | ||
Alice White | Wellcome Trust | Wellcome | London | ||
Carl Fredrik Sjöland | Swedish Agency for Health Technology Assessment and Assessment of Social Services | https://en.wikipedia.org/wiki/User:Carl_Fredrik_(WIR) | Stockholm | ||
Thomas Planinger | Constitutional Court of Austria | Wikipedian in Residence am österreichischen Verfassungsgerichtshof | Vienna | ||
Thomas Planinger | Constitutional Court of Austria | Wikipedian in Residence am österreichischen Verfassungsgerichtshof | Vienna | ||
TransporterMan | Amon Carter Museum of American Art | Texas | |||
Milica Vučetić | University Library "Svetozar Marković" | Универзитетска библиотека 2016 | Belgrade | ||
Craig Franklin | State Library of Queensland | Brisbane | |||
Marília Reinato Carrera | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/167130/matematica-falada-audiodescricao-de-verbetes-de-probabilidade-e-estatistica-na-wikipedia/ | São Paulo | ||
Miloš Todorović | Museum of Smederevo | Музеј у Смедереву 2016 | Smederevo | ||
Fabian Tompsett | MayDay Rooms | London | |||
Cassandra DellaCorte | DePaul University | Chicago | ? | ||
Aaron Morris | Menter Iaith Môn | Wicibrosiect Wici Môn | Anglesey | ||
Jennifer Dawson | Cochrane | WIR | |||
Susan Ross | National Library of Scotland | Gaelic Wikipedian project | Edinburgh | ||
John P. Sadowski | National Institute for Occupational Safety and Health | ||||
Christian Cariño | Museo Soumaya | Residencia en Museo Soumaya | Mexico City | ||
Wilson Vicentim | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/170506/neuromatematica-na-wikipedia-criacao-e-melhoria-de-conteudo-em-plataformas-web-20/ | São Paulo | ||
Monika Sengul-Jones | OCLC, Inc. | Monikasj | unknown value | ||
Leire Cano | Children Literature Documentation Center of Donostia | 2017 | San Sebastián | ||
Daniel Almeida Abrahão Dieb | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/170992/curso-neuromat-de-jornalismo-cientifico-pratica-e-revisao-de-literatura/ | São Paulo | ||
Charles Matthews | ContentMine Ltd. | ||||
Charles Matthews | ContentMine Ltd. | ||||
GjorgjiP | State Archive of the Republic of North Macedonia | Diary | Skopje | ||
Gordi | Miladinovi Brothers City Library | Diary | Skopje | ||
Susan Tolich | Auckland War Memorial Museum Tāmaki Paenga Hira | Auckland | |||
Olaniyan Olushola | Goge Africa | Wikipedian in Residence at Goge Africa | Lagos | ||
Mounir Touzri | National Archives of Tunisia | Tunis | |||
Emma Rydberg | Internetmuseum | Internetmuseum | Stockholm | ||
Olfa Yakoubi | National Archives of Tunisia | Wikipedian in Residence at National Archives of Tunisia | Tunis | ||
Dušan Ružić | Museum of Yugoslav History | Музеј Југославије 2017 | Belgrade | ||
Stefan Mitić | National Museum of Leskovac | https://sr.wikipedia.org/wiki/Википедија:Википедијанац_стажиста/Музеј_у_Лесковцу_2017. | Leskovac | ||
Aidee Murrieta | Daniel Cosío Villegas Library | Residence in Latin America | Mexico City | ||
Florence Devouard | University of Applied Sciences and Arts of Southern Switzerland | Culture and Safety in Africa | Marseille | ||
Florence Devouard | World Intellectual Property Organization | ||||
Ewa Caban | Regional Institute of Culture in Katowice | Regionalny Instytut Kultury w Katowicach | Katowice | ||
Ewa Caban | Wawel Castle | Zamek Królewski na Wawelu | Kraków | ||
Miku Malinen | National Archives of Finland | Helsinki | |||
Giovanna Viana Fontenelle de Araújo | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/176069/novas-midias-na-construcao-de-projetos-museologicos/ | São Paulo | ||
Daniëlle Jansen | Netherlands Commission for UNESCO | The Hague | |||
Daniëlle Jansen | Maastricht University | Maastricht | |||
Red de Leon | Bantayog ng mga Bayani | Wikipedian in Residence at Bantayog ng mga Bayani | Manila | ||
Marko Stanojević | Museum of Yugoslav History | https://sr.wikipedia.org/wiki/Википедија:Википедијанац_стажиста/Музеј_Југославије_2018. | Belgrade | ||
JarrahTree | Museum of Perth | Perth | ? | ||
Delphine Dallison | Scottish Library and Information Council | SLIC | Glasgow | ||
Érica Azzellini | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/178343/potenciais-para-o-jornalismo-computacional-na-estruturacao-de-narrativas-de-difusao-cientifica-basea/ | São Paulo | ||
Lukas Weinbeer | International Anti-Corruption Academy | WiR Project | Laxenburg | ||
Oksana Mudri-Nedić | Museum of Vrbas | Музеј у Врбасу 2018 | Vrbas | ||
Aleksandar Tumarić | Museum of Vojvodina | Музеј Војводине 2018 | Novi Sad | ||
Niall O'Mara | National Health Library and Knowledge Service | http://hselibrary.ie/research-innovation/national-healthcare-wikipedian-in-residence/ | Ireland | ||
Darold Cuba | Columbia University | LumaNatic | New York City | ? | |
Milena Milenković | Historical Archive of Pirot | Историјски архив Пирот 2018 | Pirot | ||
Alex Jung | University of Toronto Libraries | University of Toronto Libraries | Toronto | ||
Jovana Obradović | Historical Archive of Pančevo | Историјски архив у Панчеву 2018 | Pančevo | ? | |
Grzegorz Gogacz | Warsaw Public Library – Central Library of the Masovian Voivodeship | Mazowiecka Biblioteka Cyfrowa | Warsaw | ||
Teodora Lukić | Republic Institute for the Protection of Cultural Monuments Belgrade | Републички завод за заштиту споменика културе Београд 2018 | Belgrade | ||
Jelena Latov Papić | Theater Museum of Vojvodina | 2019 | Novi Sad | ||
Jelena Latov Papić | Serbian National Theatre | https://sr.wikipedia.org/wiki/Википедија:Википедијанац_стажиста/Српско_народно_позориште,_Нови_Сад,_2019. | Novi Sad | ? | |
Jeffrey Keefer | Patient-Centered Outcomes Research Institute | Washington, D.C. | |||
Doug Rocks-Macqueen | Society of Antiquaries of Scotland | SocAntScot | Edinburgh | ||
Jérémy Bouchez | Fondation Lionel-Groulx | speaking North America | Montreal | ||
Dragana Popović | University Library "Svetozar Marković" | Википедијанац стажиста | Belgrade | ||
Hilary Thorsen | Stanford University | WikiProject Linked Data for Production | Stanford | ||
Amber Berson | Concordia University | https://library.concordia.ca/about/wikipedian-in-residence/ | Montreal | ||
Jamie Flood | United States National Agricultural Library | ||||
Esther Marie Jackson | New York Botanical Garden | The Bronx | |||
Suzana Mihajlović Jovanović | Historical Archive of Negotin | Историјски архив Неготин 2019 | Negotin | ||
Denny Vrandečić | San Francisco | ||||
Piotr Powierża | Museum of the History of Polish Jews | Warsaw | |||
Pierre Tribhou | Archives nationales | https://fr.wikipedia.org/wiki/Wikip%C3%A9dia:GLAM/Archives_nationales_(France) | |||
Andrew Lih | Smithsonian Institution | goal3 | New York City | ||
Charlotte Bonmati-Mullins | Cinémathèque québécoise | propos | Montreal | ||
Sébastien Gathier | Institut international pour la Francophonie | Wiktionnariste en résidence | Garage Citroën | ||
Jan Purkert | |||||
Erin O'Neil | University of Alberta Library | WIR | Edmonton | ||
Zeljko Blace | Rijeka City Library | https://gkr.hr/ | Rijeka | ||
Z. Blace | Rijeka City Library | Zblace | Rijeka | ||
Z. Blace | Clubture Network | Zagreb | |||
Elysia Webb | Annual Reviews | edited | Palo Alto | ||
Miréia Arruda Figueiredo | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/192106/curso-de-jornalismo-cientifico-neuromat-uma-proposta-de-aprendizagem-colaborativa/ | São Paulo | ||
Wojciech Szczęsny | National Library of Poland | Biblioteka Narodowa | Warsaw | ||
Adam Pacholak | Wroclaw Contemporary Museum | Muzeum Współczesne Wrocław | Wrocław | ||
Markéta Marková | Institute of History, Czech Academy of Sciences | Prague | |||
Caroline Stickel | Brigham Young University | Harold B Lee Library | Provo | ||
Violet B. Fox | University of Nevada Las Vegas Libraries | ||||
Lucy Hinnie | British Library | British Library | London | ||
Lucy Hinnie | Exeter | ||||
Erika Guetti Suca | NeuroMat | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/195829/arquitetura-e-desenvolvimento-de-software/ | Ribeirão Preto | ||
Marie-Claude Duschesne | Administration régionale Baie-James | ||||
Adam Harangozó | Blinken Open Society Archives | osa | Budapest | ||
Adam Harangozó | National Institute for Health and Care Research | https://wikimedia.org.uk/2021/12/national-institute-for-health-research-launches-wikimedian-in-residence-in-collaboration-with-wikimedia-uk/ | London | ||
Lucas Prégaldiny | Institut international pour la Francophonie | https://www.wikimedia.fr/entretien-avec-wikilucas-lingua-libriste-en-residence/ | Garage Citroën | ||
Amanda Lawrence | RMIT University | AmandaSLawrence | Melbourne | ||
Nicolas Vigneron | Clermont Auvergne Métropole | Rare book library of Clermont Auvergne Métropole | |||
Nicolas Vigneron | Museum of Brittany | Museum of Brittany | |||
Cynthia Hodges | Michigan Technological University | ||||
Sofie Sigrinn | Södermanland County Council | ||||
Natalie Green | Cincinnati Art Museum | ||||
Rute Correia | NOVA School of Social Sciences and Humanities | ||||
Wilson Oluoha | Honoris United Universities | ||||
Mohammed Kamal-Deen Fuseini | Ghana Society for Education Technology | https://g-set.org/ | |||
Mohammed Kamal-Deen Fuseini | Open Foundation West Africa | https://www.ofwafrica.org/ | Ghana | ||
James Gaunt | Australian Performing Arts Collection | Wikimedian In Residence Wrap Up | Melbourne | ||
Carolina Espinoza Cartes | Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía | Madrid | |||
Tatjana Baleta | University of Exeter | Global Systems Institute | Exeter | ||
Hector Gabriel Corrale de Matos | Faculdade de Odontologia de Bauru da Universidade de São Paulo | Bauru | |||
Priscila Carvalho Cruz | Faculdade de Odontologia de Bauru da Universidade de São Paulo | https://bv.fapesp.br/pt/bolsas/204952/arquitetura-desenvolvimento-e-monitoramento-de-interface-colaborativa-de-aprendizagem-em-saude-audit/ | Bauru | ||
Adriano Jorge Soares Arrigo | Faculdade de Odontologia de Bauru da Universidade de São Paulo | Bauru | |||
Adriano Jorge Soares Arrigo | NeuroMat | São Paulo | |||
Michaela Blanc | Pérez Art Museum Miami | ||||
Pierre-Yves Beaudouin | Urfist de Bordeaux | Domaine universitaire de Talence Pessac Gradignan | |||
Pierre-Yves Beaudouin | Urfist Méditerranée | Nice | |||
Hugo Pierre Lopez | Urfist Occitanie | Toulouse III University - Paul-Sabatier | |||
Juliette Halimi | Urfist de Bretagne et des Pays de la Loire | University of Rennes 2 – Upper Brittany | |||
Julián Cueto | La Plata National University Wikimedians Team | ||||
Salvador Alcántar | World Intellectual Property Organization | ||||
Vyacheslav Kirillin | Märcani Institute of History of Tatarstan Academy of Sciences | Kazan | |||
Lucy Moore | National Trust | ||||
Lucy Moore | LEEDS 2023 | ||||
Toni Sant | Times of Malta | Malta | |||
Maxwell Neely-Cohen | National Book Foundation | ||||
Johanna Janhonen | Kone Foundation | Marginaalimerkintöjä | Finland | ||
Mickaël Schauli | Urfist de Strasbourg | Strasbourg | Q111966886 | ||
Siobhan Leachman | Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa | 12639654 | Wellington | ||
Delphine Montagne | URFIST Lyon | Lyon | |||
Sae Kitamura | Library of Trinity College Dublin | ||||
Oscar Costero | Equis | Wikimedian in Residence for Latino Culture and Community | |||
Simone Vieira da Silva | NeuroMat | São Paulo | |||
Tiago Lubiana | Biodiversity Heritage Library |
応募者を募集中
組織 | 場所 | 情報ページ | 掲出日 | 期間 |
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NeuroMat、FAPESP後援。 | São Paulo (Brasil) | MA取得者 (芸術修士号3名)、社会コミュニケーション学 BA取得者 (学士号2名)。ポルトガル語に堪能であること、出資者により英語能力の証明書提示依頼あり。 | 2024年11月14日 | 受付の最終締め切りは2025年2月10日ですが、定員の少ない職位ほど適任の候補者が選出された順に埋まっていくと予想されます。 |
リンク
- 招聘ウィキメディアン交流ネットワーク は招聘ウィキメディアン同士を結ぶPtoP職能組織
- ウィキデータ項目 ウィキメディアン・イン・レジデンス (Q3809586)
- フランス語圏の国・地域の招聘ウィキメディアン
他のウェブサイトに掲載した情報
招聘ウィキペディアン事業は多くのウィキに掲載。一部を挙げます。
- Wikimedia Commons category, which contains photos, information graphics, PDF presentations, and other media resources.
- English Wikipedia's encyclopedia article about WiRs; these exist in several other languages as well (see WikiData link below).
- English Wikipedia's GLAM-focused page about Wikipedians in Residence
- Residencies focusing on medical topics
- English Wikipedia's conflict-of-interest policy section on Wikipedians in Residence
- This Outreach Wiki's category of pages related to WiRs.
- The Wikidata entry for Wikipedians in Residence may contain additional links.
- The This Month in GLAM newsletter includes regular updates on many residencies.
Further information
- Wikipedia in the Museum: Lessons from Wikipedians in Residence 2012 Virtual Session, American Association of Museums.
- Wikipedians in Residence: Two Years of Open Culture, 2012 Open Knowledge Foundation blog, Lori Phillips.
- How Does a Wikipedian in Residence survive?, 2012 The GLAM-Wiki Experience blog, Àlex Hinojo.
- In-Residence Around the World, 2011 Wikimedia blog, Liam Wyatt.
- Wikipedian in Residence article at Wikipedia
- Creating a Wikimedian in Residence position practical how-to guide
- WREN: Reviewing A Year of Wikimedians in Residence Activity - Video compilation of short talks from several WIR in 2022
- WikiProject:United Nations/WIPO A summary of the collective efforts of 3 WIRs at WIPO.