インターフェース管理者

インターフェース管理者はサイト全体のCSSとJSのページ (MediaWiki:Common.js、MediaWiki:Vector.css、HTMLの生データとして読み込まれるシステムメッセージ、あるいはSpecial:Gadgetsにあるページなど) ならびに他の利用者個人のCSS/JSページの編集権限を付与された唯一の利用者です。JSやCSSのページはウィキの編集者や閲読者のブラウザ上でコードとして実行され、コンテンツの書式を変更したり、ページの動作を変えたり、さらにはwikEdなど非常に複雑なツールを作るために使われます。

他の利用者のブラウザ上で実行されるCSSとJavaScript（JS）を編集する権限は非常に強力で、悪意ある利用者の手に渡れば危険になりえます。インターフェース管理者は信頼性が高く、少なくともCSSとJSの基本を理解し、ウィキメディアのウィキにおけるプライバシーの期待権 (privacy expectations) に留意し、さらにセキュリティに関してよく理解（使い回していない強力なパスワードを使い、マルウェアに感染しておらず、さらに二要素認証 を使用）している人物であるべきです。攻撃表面（アタック・サーフェス）を縮小するには、活動をやめた利用者からインターフェース管理者の権限を除去することが推奨されます。小規模なウィキでは、JavaScriptを読める人を少なくとも2人確保し、お互いの編集を監視できるようにしたほうがいいでしょう（この点はチェックユーザーと共通）。

インターフェース管理者はさらに他の利用者のJSONページとMediaWiki名前空間のあらゆるページの編集ができます。これらの権能は危険度が低く他の利用者グループと共有します。

リクエスト

• あなたのウィキのSpecial:ListUsers/interface-adminにアクセスすると、現在のインターフェイス管理者の一覧を確認できます。
• あなたのウィキにビューロクラットがいない場合、インターフェース管理者の権限はSteward requests/Permissionsにて申請してください。
• あなたのウィキにインターフェース管理者がいない場合、CSS/JSページを編集するなどインターフェース管理者のヘルプが必要なときはSteward requests/Miscellaneousにて要請してください。

関連項目

• インターフェース編集者、グローバル管理者 – 同様の権限を含むグローバルグループ