戦略/ウィキメディア運動/2017/サイクル 2/真にグローバルな運動とは
2030年までにウィキメディア運動を真にグローバルな運動にするため、まだ十分に機能していない地域、特にアジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカなどに注力し、また現地の読者、寄稿者、パートナーのコミュニティと協力していきます。新しい形の貢献 (参考文献、引用その他) の空間を確保し、これらの地域を反映します。わけへだてのない知識の力を人々が認識できるようにして、利用を阻む障壁を克服につなげます。私たちの運動にこれから参加するメンバーの新しいニーズに合わせた製品作りに取り組みます。
Cycle 2 of the discussion is now closed. Please discuss the draft strategic direction (link coming soon).
サブ・テーマ
このテーマは、サイクル1の議論の中から個々の貢献者や組織化されたグループが提出したまとめに基づいて作成しました。次のサブテーマがあります。サイクル 1 報告および補足情報としてテーマに関する1800以上のコメントを分析した表と統合方法論を参照してください。
- 新興のコミュニティ
- 新興コミュニティにおける利用のしやすさ
- さまざまな言語で利用できること
- 普及と認知度向上
- 持続可能性と成長
運動戦略の会話と研究による洞察
ウィキメディアのコミュニティの洞察(今回の議論について)
パートナーと専門家の洞察
読者と貢献者からなる利用者調査から得た洞察
- メキシコ、ナイジェリア、インドの一般調査の概要(2016年) (報告書の全文はこちら)
- 5つの要点
- 知名度:ウィキメディアはブランドとして広く認識されたり理解されたりしていません。人々は特に意識しないままウィキペディアの読者になります。
- 使い方:ウィキペディアの読者は一般的に、探索志向ではなく目的志向。
- 信頼できるか:ウィキペディアのコンテンツモデルには疑念を誘う可能性があるのに、ウィキペディアの信頼性と利用との間に相関関係は見られなかった。
- 料金が手頃か:モバイル機器のデータ通信料は、インターネット利用の大幅な普及の障壁である。
- オフライン:人々は情報をますますオンラインで入手し、オフラインで消費したり共有している。
- 5つの要点
- インドネシアの調査のまとめ - 個別の発見
その他の調査研究
主流の技術を世界規模で採用する
- Euro Monitor: 世界人口の 53% は2030年にはオンラインにアクセス: http://blog.euromonitor.com/2015/04/half-the-worlds-population-will-be-online-by-2030.html
- Cisco 研究所:動画のコンテンツや帯域の消費 http://www.cisco.com/c/en/us/solutions/collateral/service-provider/visual-networking-index-vni/complete-white-paper-c11-481360.pdf
- クライナー・パーキンス・カウフィールド・バイヤー:一日単位の写真共有は 3 兆点 http://www.kpcb.com/internet-trends
人口動態の変化
- 国際連合:2015年から2030年にわたる世界の人口増加の中心はサハラ砂漠以南 (38%) および南西アフリカの亜大陸 (26%): https://esa.un.org/unpd/wpp/Download/Probabilistic/Population
世界の知識に貢献
- アメリカ地理学協会の年表:世界のデジタル版の知識の大部分は、世界の一部からしか供給されていません。より多くの人々がオンラインに進出するにつれ、代表の表明はますます喫緊の課題になるでしょう。 https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2382617
- フリーダム・ハウス: 無料で誰でもアクセスできるインターネット網がない国は48 カ国。 https://freedomhouse.org/report/freedom-net/freedom-net-2016
分けへだてのない知識社会を作る
- ユネスコ:「包括的な知識社会を育むキーストーン:情報と知識へのアクセス、世界的なインターネット上における表現の自由とプライバシー、倫理」。 http://www.unesco.org/new/fileadmin/MULTIMEDIA/HQ/CI/CI/pdf/internet_draft_study.pdf
- CIPESA(アフリカにおけるICT政策の効果的かつ包括的な推進):「包括的知識社会の可能性を認識する」 http://cipesa.org/2015/03/recognising-the-enablers-of-inclusive-knowledge-societies/
- Mozilla 財団インターネット健康度調査報告 /分け隔てのないデジタル空間に関するセクションより: https://d20x8vt12bnfa2.cloudfront.net/InternetHealthReport_v01.pdf
問題
これら主な質問を、この議論の期間に皆さんに検討し討論してほしいのです。可能であれば、あなたの議論を調査で裏づけしてください。皆さんがすべての質問に答える時間がないことは理解しています。どこに焦点を当てるか選ぶ助けになるよう、以下に 3 タイプの質問を挙げました。主な質問は、この議論のサイクルで最も重要です。
- 最初の問題
- これらのテーマに沿って進むと、私たちは世界にどのような影響を与えるでしょうか?
- 前回の議論でこのテーマに関するこの質問に答え、既に重要なアイデアを提出した場合は、そのソースページへのリンクを追加して文全体の書き換えを検討してください。 (表をご参照)。 ただし、以前のコメントに新しく追加したい場合はそうしてください。
- このテーマは他の4つのテーマと比べてなぜ、どれぐらい重要なのですか?
- 2番目の問題
- 焦点を絞るには譲歩が必要です。今後15年以内にこの分野で努力を増やすと、現在やっていることのうち、やめなければならないことは出てきますか?
- 応用問題
- このテーマをより強固にするには、他に何を追加することが重要ですか?
- この分野で活動しているのは他に誰かいるのですか?
その他のコメント:
戦略プロセスや、さらに大きな課題についてご意見があれば、毎日、監視しているこちらでぜひ共有するようお願いいたします。
ソフトウェアを改善する具体的なアイデアがあれば、Phabricatorあるいは製品の特定の議論ページにあげることを検討してください。