前号 | 2013年第50週 (2013年12月9日(月曜日)) | 次号 |
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新機能
- Special:RecentChanges と Special:Watchlist で記号の説明が入った凡例が表示されるようになりました。 [1]
- 新しい検索ツール(「CirrusSearch」)を使っているウィキでは、ベータ版機能で「New search」を追加することで試用ができるようになりました。 [2]
- ツールバーがシンプルになりました。書式(太字、斜体、下線、下付き文字など)は1つのメニューに移動され、「詳細」メニューが「挿入」に改名されました。 [3]
- 基本的な文字挿入ツールができました。限定された数の文字(これはJSON文字列で記述されているため、個々の言語用に有用な文字がほかにあれば翻訳者が変更できます)だけが表示された簡単なデザインになっています。
- 式や数学の公式などを書いたり変更したりするためのエディターが分かりにくい「LaTeX」から「数式」に改名されました。 [4]
問題点
- 「Create a book」ツール(Collection)に問題があり、PDF形式でしかエクスポートができなくなっていました。この変更は取り消されました。 [5]
- 新しい検索ツールを使っているウィキでは外部ツールのためのログインシステム(「OAuth」)が動いていませんでした。これは先週修正されました。 [6] [7]
- バグにより、利用者宛にはこのニュースレターがMediaWiki message deliveryで、コミュニティのページには古いEdwardsBotで配送されています。 [8]
今後の予定
- 12月12日、試験版ウィキに MediaWiki 1.23wmf7 が導入されました。非ウィキペディア・ウィキ群には12月17日に、全ウィキペディア・ウィキ群には12月19日に導入されます (予定表)。
- まもなく、翻訳があるSVG画像のページ上にドロップダウンメニューができ、言語が選択できるようになります。(例) [9]
- 12月17日、GLAM グループ(美術館など)コモンズに多数の画像をアップロードするのを支援するためのツール GLAMToolset がコモンズに導入されます。 [10]
- 新規ページの作成をやりやすくするための 草稿名前空間が英語版ウィキペディアに導入されます。有効にしている場合、ビジュアルエディターを使って草稿を書くこともできます。 [11] [12]
その他
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