2017年ウィキメディア財団選挙/資金配分委員会
選挙は2017年6月11日に終了しました。以後の投票は受け付けられません。 選挙結果は2017年6月19日発表の通りです。2017年選挙のさまざまなご感想は選挙を振り返るページにお寄せください。 |
2017年資金配分委員会選挙は2017年6月3日から11日に行います。ウィキメディアのコミュニティの皆さんには2019年まで任期2年の委員5人を選ぶ機会がやってきました。資金配分過程は資金配分規定に適格なウィキメディアの実体に資金を配分することを目的とします。受給者の絞り込みには申請のあった助成金の給付によりそれらの実体に十分な影響力を与え、ひいてはウィキメディア運動の使命達成にどれほど近づけるか、その評価に基づき選考します。
選挙管理委員会より開票結果を2017年6月16日 17日に発表します。結果の詳細を公表する予定です。
投票者向けの情報
投票資格
- 編集者
ウィキメディアのウィキで所持している登録済みアカウントのいずれか1つから投票できます。いくつアカウントを持っていたとしても、投票が可能なのは1回だけです。投票するには、アカウントは以下の条件を満たしていなければなりません。
- 複数のプロジェクトで投稿ブロックの対象となっていないこと
- かつbotでないこと
- かつ2017年4月1日までに、ウィキメディアのウィキ群で最低300 回編集をしていること。
- かつ2016年10月5日から2017年4月1日までの間に少なくとも20回編集していること
AccountEligibilityツールでは、基本的な編集回数による投票資格を確認できます。
- 開発者
開発者の投票条件は以下のとおり:
- シェルアクセス権を持つウィキメディアのサーバー管理者;
- あるいはコミット権があり、2016年10月5日から2017年4月1日の期間にgitでウィキメディア財団のレポジトリへマージされたコミットを少なくとも1回以上行っている
- ウィキメディア財団職員および契約職員
現在のウィキメディア職員と契約職員は2017年4月1日時点で雇用されていれば投票権があります。
- ウィキメディア財団職員および契約職員
現在のウィキメディア国別協会、テーマ別組織もしくは利用者グループの職員と契約職員は、2017年4月1日時点で雇用されていれば投票権があります。
- ウィキメディア財団の理事、顧問、資金配分委員
現在および以前のウィキメディア財団理事、ウィキメディア財団顧問、資金配分委員は投票権があります。
立候補者向けの情報
資金配分委員の役割と責任
- FDCポータルから
FDC の委員は職務に対して十分な時間と努力を注ぎ目標を持つものとし、それには以下を含みます。
- FDC の会合に自ら出席すること (開催は年2回に加えウィキマニアで研修)、かつ
- 年2回の助成金申請の審査において申請書を読解し評価すること (4〜5月頃及び10〜11月頃)、かつ
- コミュニティの一員として FDC の議論と活動を監視し参加すること、かつまた
- 時期によりウィキメディア財団職員ならびにFDC 委員とメールやチャットのやりとりを集中して行うこと。
資金配分委員の要件
FDC 委員の候補資格とは:
- 18歳以上で、母国において成人年齢であること、かつ
- 英語で問題なく活動できること(完全に流暢である必要はありません)、かつ
- ウィキメディア財団に対して適切な身分証明書を提示できること。この身分証明書のコピーはウィキメディア財団に記録のため保持されます。かつ、
- 十分な時間があり、このプロセスに全力で関わる熱意があること、かつ
- 2017年度下期にサンフランシスコで審議会に参加できること、かつ
- コミュニティの議論に対して建設的に関与してきて、協力的な問題解決を志向してきた実績があること、かつ
- 利害関係の対立があったときにそれに関わらず、またウィキメディア運動の使命の目標に向かって、個人や団体の利害に配慮せずに働くことができること
資金配分委員会からの財源を要求している団体の理事が FDC 委員員として働くことが許されます。しかしながらその団体の申し込みに関係する協議には関与してはいけません。
資金配分委員の選定は、理事からの指名でも、コミュニティからの選挙でも慎重に行われます。しかし全体としては、資金配分委員は以下のスキルと属性を持ち合わせていなければなりません。
- プログラムを指揮または評価した経験、および
- 助成金配分についての専門知識(助成を受ける側でも、資金を助成する側でも、いずれも可)、および
- ウィキメディア運動についての、経験、理解、個人的な信頼 (すなわち、ウィキメディア活動内での、プログラム、地域協会、あるいは管理的役割の経験)、および
- ジェンダー、地理的、言語的な多様性
FDCメンバーは迷惑を受けるリスクを避けるためにも利益相反の規定を遵守してください。
立候補の要件
候補者の資格要件は有権者と同様で、さらに以下の各項目が求められます(voter requirementsご参照)
- 重大な犯罪や、詐欺、不正に関わるいかなる犯罪をも犯したことがないこと、かつ
- NPOやその他の会社において、マネジメントの失敗または不正行為によって地位を失ったことがないこと、かつ
- 指名または選挙の時点で、いかなるウィキメディア・プロジェクトにおいても追放または30日以上ブロックされていないこと、かつ
- 18歳以上であり、かつ母国において成人年齢であること、かつ
- 身分証明書をウィキメディア財団に対して提示できること(以下をご覧ください)
立候補の手続き
あなたが有資格者の場合、以下の手続きで立候補できます。:
- 250文字以内 (スペースは除く) で自己紹介と立候補の理由をまとめてください。これは選挙権のあるメンバー全員が見る投票用紙に直接、載るため、最優先で翻訳します。立候補の宣言文を特定の支持層あるいはプラットホームのリストにリンクすること、他の候補と協力し合うことは禁じられています。
- 自薦の文書の受け付けは2017年5月15日00:00 (UTC) 開始、締め切りは2017年5月28日23:59 (UTC) とします。自薦の文書は提出後3日間もしくは締め切り時間2017年5月28日 (UTC) のどちらか早い日付までであり、ごく小さな訂正 (例えばスペルミスの訂正) または翻訳以外は認められません。締め切りを過ぎて加筆や訂正を申し込むとタイムスタンプを付け、元の文書とは異なる方法で、また元の文書と同じ言語群に翻訳された場合に限り投票者に公示します。提出が早いほど多くの言語群に翻訳される時間ができ、締め切りぎりぎりもしくは締め切り当日の提出は翻訳が多くの言語群に行き渡らない可能性がある点に気をつけてください。
- ご注意: 投票者が少しでも早く立候補者を知るため、翻訳は提出後48時間以内に取りかかります。最初の翻訳は24時間以外に仕上がり、その後の変更は一括して翻訳するため時間がかかる可能性があります。
- 立候補手続きの一環として、標準的な質問に答える必要があります。これらの質問に対する回答は、要約の文字として数えません。この質問とは次のとおりです。
- あなたのどんな経験が、資金配分委員の職務および推薦の過程に役立つと思いますか?
- 年次計画およびプログラムの指導および/または評価関連では?
- 助成金関連では?
- あなたが資金配分委員に適しているのは、ウィキメディアにおける経歴がどう活かせるからですか?
- あなたのどんな経験が、資金配分委員の職務および推薦の過程に役立つと思いますか?
#身分証明書類をウィキメディア財団に5月28日23:59(UTC)までに提出してください。(下記参照)
上記の要件と締め切りを守れない候補者は失格となります。
身分証明書をウィキメディア財団に提出する
この役職の候補者の立候補の条件として、身分証明と成人である証拠を提出しなければなりません。この証明には次のいずれかを提出してください。
- 自動車運転免許証のコピーまたはスキャン画像。
- パスポートのコピーまたはスキャン画像。
- 実名と年齢を証明するその他の公的発行物のコピーまたはスキャン画像。
WMF への提出は次のいずれかの方法でお願いします :
- メールの宛先は secure-info wikimedia.org
- ファックスの宛先は +1 (415) 882-0495 (送信前には必ず secure-info wikimedia.org にメールして、これから送信すると予告するようお願いします。)
- 郵便 (輸送) の宛先:
- Wikimedia Foundation Inc.
- ATTN: JAMES ALEXANDER
- 149 New Montgomery Street, 6th Floor
- San Francisco, CA 94106
- USA
- 郵送はお勧めしません。もし候補者の書類がウィキメディア財団の事務所に期日の2017年5月28日23:59 (UTC) までに届かなくても、例外は認められませんのでご注意ください。
組織
日程
- 2017年5月28日: 候補者ならびに被選挙権の確認の受付締切
- 2017年5月29日 – 同年6月2日: 候補者とコミュニティの質疑応答
- 6月3日–11日: 投票期間
- 6月12日–14日: 開票と確認
- 6月15日: 開票結果発表の目標達成