Wikimedia Foundation elections/2021/Candidates/CandidateQ&A/Question4/ja

This page is a translated version of the page Wikimedia Foundation elections/2021/Candidates/CandidateQ&A/Question4 and the translation is 91% complete.

ウィキはどのようにインターネットの将来を形作っていくと予想しますか?その構想を実現するためにウィキメディア財団はどのようにウィキコミュニティを支援するべきでしょうか。

メタ上でコミュニティメンバーから寄せられた質問

Gerard Meijssen (GerardM)

ウィキメディア財団は、あらゆる知識の集約を共有できるようにすることをその目的としています。コラボレーションとは、その作業に適したウィキ以外のプラットフォームを支援することを意味します。その結果、プラットフォーム間のコラボレーションにより、知識の共有がより促進され、知識が増えていきます。例としては、iNaturalistのようなホスティングアプリが挙げられます。重要なのは、ウィキについてではなく、ウィキの方法で知識の共有を可能にするプラットフォームを活用する必要があるということです。

Dariusz Jemielniak (Pundit)

話し始めたら長くなりますよ!私にはビジョンがあります。ウィキはAR革命を受け入れる必要があると考えています。ユーザーはより小さな知識を必要としますが、いかなる時でも見ているものとより一致するものを必要とするでしょう。また、自動翻訳の課題にも取り組む必要があるかもしれません。すでに英語版ウィキペディアを他言語に簡単に翻訳することができますが、その維持・管理ができない小さなコミュニティに何百万もの記事を押し付けるのは重大な間違いであることがわかっています。ウィキデータとアブストラクトウィキペディアは、ウィキがあらゆる人にとっても知識のインフラとなるような未来を大胆に見据える試みでもあります。ウィキメディア財団は、私たちの目標のために、コミュニケーションと資金調達の非常に大きな力を持っています。ウィキメディア財団がコミュニティを支援するには、この力を利用して、コミュニティに指示するのではなく、実際に支援することです。ボランティアがテクノロジーを活用して記事を作成・管理するという私たちの社会技術システムは機能しており、コンテンツを洗練させることにおいて他の何よりも優れています(Facebook、Twitter、YouTubeのようなものに圧倒的に勝っています)。財団の役割は、それが機能しているか確認し、ビジョンが成長するのをサポートすることです。 Pundit (talk) 11:24, 7 July 2021 (UTC)[reply]

Lionel Scheepmans (Lionel Scheepmans)

Wikipédia est le seul site non commercial du top 50 des site les plus visité du Web. On comprend dès lors que ce qui se joue au niveau du mouvement Wikimédia n'est pas simplement le développement d'une encyclopédie, mais aussi le maintient d'un esprit de partage libre décentralisée tel qu'il fut imaginé par les personnes qui ont créés Internet et l'espace Web. Je pense sincèrement que le développement du mouvement Wikimédia aura un impact direct sur le développement du Web et que l'on doit en ce sens veiller à ce que cela ne soit pas les grand acteurs commerciaux qui influence le mouvement mais bien l'inverse. Soutenir le développement des espaces de partages que sont les projets wiki, c'est soutenir l'espace numérique tel qu'il a été conçu au départ.

Reda Kerbouche (Reda Kerbouche)

近い将来、ウィキはAR革命に続き、最小限の知識を持ったユーザーがかなりの量のコンテンツを提供するようになります。 あらゆる言語のコンテンツの翻訳は、容易にまたは半自動で行われなければなりません。そのようにして、今後私たちは優れたコンテンツを持つ強固なプラットフォームを持つことができるのです。

ウィキメディア財団は、私たちの目的のためにコミュニケーションを取り、資金を集めるための非常に大きな力を持っています。しかし、すべての資金は、コミュニティを助けることができるプロジェクトのために非常に軽いものでなければならず、また、コミュニティのすべての利害関係者を見つけて連絡し、協力することも必要です。

最も重要なことは、財団があらゆる支援がうまく機能するようにし、永続的な成長のビジョンを維持することです。

Rosie Stephenson-Goodknight (Rosiestep)

ウィキメディア活動の知識ベースを、他のウィキやその他の共同コンテンツ管理システムを含めて拡大することは、注目すべき知識の集約へのアクセスを提供するという財団の使命を支えるために不可欠です。

ウィキメディア活動の中で、私は初期からWikisporeの支持者でした。それは「フリーナレッジの新しいジャンルでリファレンス棚の残りの部分を埋めるために、テスト用のウィキを開発する新しいプロジェクト」という計画案でした。 ウィキメディアの活動以外に、多くのウィキやその他の共同コンテンツ管理モデルが存在しており、今後も新しいモデルが登場するでしょう。 インターネットの未来を形作るウィキという大きな世界の中で、ウィキメディア活動はどのように位置づけられるのでしょうか? 私たちの行動の指針となる優先事項を策定する際に、意思決定における平等性をどのように確保するのでしょうか? SWOT(長所、短所、条件、脅威)分析を超えて、どのようにして複雑さ、対立、相乗効果などの理解を保証するのでしょうか? モデル化とリスクへの対応はできているのでしょうか? どのくらいの頻度でリサーチを行う必要があるのでしょうか? ロードマップはどこにあり、ウィキメディアンがそれを理解するのはどれだけ簡単なのでしょうか? これらの疑問や問題点などは、活動戦略イニシアティブ#6(第三者のエコシステムの関与)、#29(パートナーや共同作業者とのコミュニケーションやコラボレーション能力の強化)、#30(テクノロジーカウンシル)、および提言事項#10(評価、反復、適応)の範囲に含まれます。

もし私が理事に選出されたら、ウィキメディア活動の中の新しいウィキや、他の組織、特に/初めはGLAM、学術界、出版機関に関連するウィキを含めて、ウィキがインターネットの未来をどのように形成しているかに焦点を当てた公開討論を行い、これらのイニシアティブを支援します。 --Rosiestep (talk) 16:11, 13 July 2021 (UTC)[reply]

Mike Peel (Mike Peel)

最近では、ウィキからYouTubeなどのプラットフォームへの移行が高まっています。小規模なウェブサイトでは、一般的にWordpressが使われています。テキストの共同作業にはGoogle Docsが使われています。しかし、ウィキメディア以外では、まだウィキが使われているのを見ます。例えば、学術的な共同作業の舞台裏です。MediaWikiはそうでないことも多いです。それはMediaWikiのインストールが容易ではないからであり、また、特に今日の画像や動画が豊富なオンライン環境では使い勝手が悪いからでもあります(ウィキメディア財団でさえ動画を共有するのにウィキメディアのプロジェクトを使用していません!)。私たちはこの課題についてもっと考え、MediaWikiを改善する方法を見つけ出す必要があると思います。私は、ウィキメディア・ドイツが行っているように、より多くの提携団体が開発作業に参加し、コミュニティの欲しい物リストのようなものが彼らの能力をさらに拡大し、その目標に対してより意欲的になってほしいと思います。

その一方で、ウィキメディアのコンテンツは、有益な情報を簡単にアクセスできる方法で提供することで、これまで通りインターネットを形成し続けます。携帯電話での利用が増えていることから、より簡潔な情報でありながらより詳細な情報に裏打ちされていることが重要になっています。そのため、記事の紹介欄や幅広いテーマの短い記事がこれまで以上に重要になっています。ウィキデータは個々の事実を公開するために面白いことをしています。コモンズが個々の画像でも同じようなことができるようになればいいと思います。(コモンズの構造化データは役立ちますが、さらに進化させる必要があります)。悲しいことに、偽情報もますます一般的になってきており、ウィキメディアのプロジェクトはこの問題に取り組むためにもっとできることがあります。他のウェブサイト(新聞、雑誌など)のコンテンツも有料化が進んでおり、これではどうしようもありません。そのため、ウィキメディアのプロジェクトに関する情報や、一般的なオープンアクセスを支援することがますます重要になっています。ウィキメディア財団は、これらの分野で活動をリードしている個人を支援することができ(助成金/提携団体のイベントを通じて)、また、これらの活動の一部で自らリーダーシップを提供することもできます(例えば、ウィキメディア財団の名前の重みを利用してオープンアクセス活動を支援するなど)。ありがとうございました。 Mike Peel (talk) 09:36, 8 July 2021 (UTC)[reply]

Adam Wight (Adamw)

かつて、ウィキはインターネットの未来と保証を体現していました。ウィキはクラウドソーシングの最も初期の例の一つであり、完全に民主主義的なものでした。

クラウドソーシングは、明らかに主流派に受け入れられています。しかし、完全なる民主主義的な保証は、インターネット上では成功していません。隠された企業主義的なアルゴリズムが私たちの経験を介在し、クッキーのように型にはまった文化がコンテンツを支配しています。

私たちの活動は、ボットやAIが人々に管理され、アルゴリズムが透明化され、オープンに議論され、変更が総意によってなされる方法をすでにモデル化しています。このような取り組みをウィキメディア財団は公表し、この進むべき道の可能性を他者に知ってもらうべきです。また、私たちは多言語使用の最先端にいますが、ウィキメディア財団はソフトウェアと助成金獲得のためのリソースを、非植民地言語でコンテンツを作成する地方コミュニティに割くことができます。私たちの言語エンジン(複数形や文法的な事例)は、他の所で再利用できるようなライブラリに抽出できます。

ウィキ上のガバナンスが理想的かどうかはわかりません。草の根組織としては大胆でユニークな試みだと思いますが、構造をテクノクラシーのようにしてしまう欠陥があるようで、新規参入者を統合するのが難しいことがわかっています。ウィキメディア財団は、ガバナンス構造をどのように進化させるかというコミュニティ主導の調査を支援するためのリソースを提供することができるのです。私は、w:参加型民主主義のように、ウィキ上のグループが専門家を雇って調査を行い、改善のための提案をしてもらい、それをもとに公開討論を行う、というようなプロセスを想像しています。

新しいテクノロジーの使用は、有機的に起こることです。リソースをより迅速に分配する方法が確立されれば、要求に応じて適切なソフトウェア拡張を開発することができます。私は、技術的な変化が将来のインターネットの最も重要な側面だとは考えていません。

Vinicius Siqueira (Vini 175)

知識が自由に、そしてオープンに共有される、すべての人のための、そしてすべての人からのインターネットを構築すべきだというシンプルな考えは、すでにインターネットの未来を形成しています。今、私たちは、通常はリソースが乏しい状況に置かれているために活動に参加する機会がなかったコミュニティの参加を積極的に支援する必要があります。

ウィキメディア財団が、2020年-2021年助成金戦略の再構築を通じて、より多くのグローバルサウスコミュニティとグローバルノースの疎外されたコミュニティを支援できるようになることを期待しています。 --Vinicius Siqueira (talk) 02:29, 9 July 2021 (UTC)[reply]

Yao Eliane Dominique (Yasield)

A site of Wikipedia's notoriety is certainly not to be presented anymore, but there is still work to be done regarding the apprehension that people have of its neutrality as a free knowledge sharing encyclopedia. Like Wikipedia, which is still the 5th most visited website, Wiki projects are revolutionizing the Internet today. The question is how to maintain this influence, how to increase the notoriety of our projects? And for me, this question is already answered in part by the actions planned in the movement's strategy for 2030. By 2030, I see an uncontested Wikipedia, with Wiki information that is unanimously credible. This will depend on the organization of our legal entity that is the WMF. And it will depend on good decisions and good management of the communities and contributors that make up the movement.

Douglas Ian Scott (Discott)

私は、2つの重要な点でウィキがインターネットを形成していると考えます。まず1つ目は、私たちがすでによく知っているように、ボランティアの努力によって人類にフリーナレッジを提供し、それが巨大な公共の資源/利益になったことです。言うまでもなく、ウィキメディア財団、そして理事会は、既存のウィキプロジェクト(複数の異なる言語で)を成長させ、新しいウィキプロジェクトを作成するためにコミュニティをサポートしなければなりません。これは、知識の編集や閲覧・アクセスを容易にする新しいテクノロジーの構築から、コミュニティの成長の支援まで多岐にわたります。ウィキメディア財団(および理事会)はこれらのテクノロジーの多くに資金を出し、開発を指導し、関連団体を通じてコミュニティにリソースを提供します。ウィキメディア財団は、フリーナレッジ運動に役立つために存在しており、したがって、ビジョンを実現するためのボランティアコミュニティであることを念頭に置いています。

もう1つは、インターネット上の他の部分に比べて、偽情報や有害性が比較的少ない空間の例としてです。過去20年ほどの間に、インターネット全体は、社会的な利益や結束のためのプラットフォームという初期の導入者が持っていたビジョンから徐々に離れ、そのビジョンとは正反対のものになってきています。ウィキペディアとその他の関連するフリーナレッジのウィキプロジェクトは、インターネットをベースとした社会的なプロジェクトという、社会的な公益のビジョンがまだ存在する数少ない場所の一つとなっています。その鍵となるのは、ソーシャルメディア上の有害な情報や誤った情報を排除し、友好的なコミュニティを維持し成長させることです。ウィキメディア財団と理事会は、このビジョンの最も注目すべき管理人です。模範となることで、これがインターネットのビジョンとしてまだ発展しうることを示しています。--Discott (talk) 10:32, 19 July 2021 (UTC)[reply]

Pascale Camus-Walter (Waltercolor)

ウィキペディアは、20年に渡ってその道を歩み、インターネット上で特別な地位を獲得した強力なプロジェクトです。人々がこのプロジェクトから得たもの、そしてもたらしたものは、人々がインターネット上で行う他の交流とは全く異なります。ウィキペディアはもはやビジョンではなく、確立された現実なのです。ですから、ウィキペディアのプロジェクトよりも歴史の浅い財団が、ウィキペディアのメンターのような役割を果たす必要はないと考えます。 私はむしろ、ウィキペディアの成功というこの現実から、財団の将来のビジョンを作ることを提案します。 財団の使命感は、既存のウィキコミュニティを支援するだけではなく、どこか別のところにあるということを意味します。それは、ウィキペディアが2000年にしたように、2020年代にもフリーナレッジをもたらすことができる、まったく新しいウィキプロジェクトを作りだすことかもしれません。 この新しいプロジェクトが、ウィキペディアのプロジェクトが達成できなかった平等性と多様性への新たな勢いをもたらすかもしれません。 --Waltercolor (talk) 10:17, 9 July 2021 (UTC)[reply]

Iván Martínez (ProtoplasmaKid)

For me there is no possible future without a more diverse and inclusive internet. This includes the search for alliances with LGBTIQ+ communities, indigenous collectives and groups, groups organized outside of capacitism, among others. The future of the movement must include all people, not just those who have had the most privilege to be in it. It is essential that the Wikimedia Foundation redouble the investment of funds in critical regions such as Latin America, Sub-Saharan Africa and Asia.

Victoria Doronina (Victoria)

テクノロジーとしてのウィキは、WP:NOTによって作られたギャップを埋め、すでに現在を形作っています。例えば、wikiHowは、ウィキペディアによると、「ハウツー手引の豊富なデータベースを構成するウィキ型オンラインコミュニティ」です。

私たちはみんな、「代替Wkies」を知っています。例えば、コンサーヴァペディアは「保守主義」に基づいたウィキのテクノロジーを使用しますが、これは全体像を歪めるような政治的バイアスが組み込まれていることを意味します。また、例えばロシアの「Tradition」のように、同一線上の国別ウィキもあります。

ウィキメディア活動は、ありがたいことに、技術を独占しているわけではありません。代わりに、私たちは無料のコンテンツであるNPOWの作成に努める多様な人々の世界的なコミュニティを構築しました。比較的多様なコミュニティとNPOWの方針は、非常に分極化する世界においてユニークで価値ある特徴があります。

より多くの人々を惹きつけることで多様性を高め、グローバルサウスのコミュニティや小規模な言語コミュニティを支援することで、ウィキメディア財団はインターネットが完全に孤立したエコーチェンバーに破壊されないように努めます。--Victoria (talk) 06:05, 7 July 2021 (UTC)[reply]

Lorenzo Losa (Laurentius)

ウィキは、インターネット上でコミュニティが主導権を握る数少ない場所のひとつです。ウィキは、世界中の人と作業を共有すること、誰の貢献にもオープンであること、参加型のガバナンス構造などの原則に基づいています。私たちが、これらの原則に忠実であることで、模範を示すことができ、インターネットの未来を築くことができると私は考えます。

Raavi Mohanty (Raavimohantydelhi)

次のレベルのインタラクティブテクノロジーは、すでに流行りだしています。AIもARも広く使われています。ウィキメディアがこれらを取り入れる時期にきています。例えば、Google ArtsはARを非常に効果的に活用しており、ユーザーはAIとARを連携することができます。これは、読み書きができない人や英語に堪能でない人が利用できます。Gifs、イラスト、シンプルなアニメーションは、子供の学習意欲を高めることができます。同時にAIは、研究者が似たようなトピックをより効果的にカバーするのに役立ちます。これは、学校の子供たちのコンセプト(学生がより効果的に易しいレベル、中級レベル、上級レベルをカバーすることが可能)でも使えます。 

世界中のすべてのコミュニティを、各地域の言語でサポートするために、将来の技術であるAIとNLPがより広く組み入れられるべきです。すべてのウィキプロジェクトにおいて、ユーザーに満足してもらうためのより効果的なシステムを監視、分析、開発するためには、最高の技術チームが必要です。    Raavi Mohanty  [[Raavimohantydelhi (talk) 09:43, 8 July 2021 (UTC)]][reply]

Ashwin Baindur (AshLin)

ウィキメディアのプロジェクトのような市民参加型のプロジェクトは、現代における斬新なイノベーションです。2000年代初めには非現実的なアイデアとして嘲笑されていたものが、より大きな利益のために時間、労力、仕事を共有した世界中の何百万人もの人々のおかげで、大成功を収めることができました。ジミー・ウェールズの言葉にあるように、「地球上のすべての人が全人類の知識の集約に自由にアクセスできる世界を想像してください。それが私たちがしていることなのです。」

多くの言語やコミュニティにとって、彼らの言語でエンサイクロペディアを構築することに加えて、ウィキメディアのプロジェクトは、その言語、文化、社会的対策に関する生きたアーカイブでもあります。私たちのプロジェクトがどのように彼らを受け入れ、彼らと連携するかによって、彼らのインターネットの未来が形成されるのです。

人々は、人類のために何か価値のあることをしているという感情から、市民参加型の取り組みに前向きに意欲的に参加しています。それが、校正と編集(Distributed Proofreaders)であれ、銀河の分類(Galaxy Zoo - Zooniverse)であれ、生物の多様性関連の情報収集(eBird)であれ関係ないのです。これは将来的に、新しい形の協力体制、新しいテクノロジー、新しい種類の活動、貢献者に報いる新しい方法へと拡大していく運命なのです。

今後、重要なことは、貢献者の権利は何かということです。どのような設備、どのような情報、どのような保護が提供されるべきでしょうか?どのような奨励、報奨、安全でオープンな空間の確保、どのような行動規範をどのように実施すべきでしょうか。

ここにこそ、ウィキメディアの意義があります。なぜなら、ウィキメディアが今後取る姿勢や立場、これからの時代の利害関係者である人々のために行う行動が、未来の市民プロジェクトのモデルとなるからです。 このことについては、今のところ率直に言って、実行が伴わない口先だけになっています。ウィキメディアのプロジェクトの知的財産は、すべて無給のボランティア編集者によって作られています。しかし、編集者の権利や特権が非常に不足しています。例えば、ある編集者が貢献をしたことで、自国の法律で法的に起訴されても、財団は権利としての法的支援を行いません。つまり、今のところ、ウィキメディア財団はその人の労働から利益を得ることには満足しているが、このことに関して編集者が支援を受ける権利を認めていないのです。それは変わらなければなりません。

インターネットの未来は、ネットワークや高速ダウンロードといった単色のイメージではありません。ダバニにとってのインターネットの未来は、ドイツにとっての未来とは異なるように、トゥルにとってのインターネットの未来のアイデアとは全く異なるでしょう。そのため、「未来」を理解するための考察が必要であり、ウィキメディア財団とコミュニティが協力して、未来が良いものになるように共通のビジョンを作る必要があります。

私たちは市民参加型のコミュニティとして、これらの問題について考え、議論する必要があります。なぜなら、世界は時間の経過とともにより複雑になっており、ウィキメディア活動の方針と慣例は将来的に基準点またはベンチマークとして使用されることになるからです。 私の立場から、もし理事会に選出されたら、この対話を推進し、可能な限り前進させることを約束します。

Pavan Santhosh Surampudi (Pavan santhosh.s)

現在、知識の創造、キュレーション、普及が世界の流れを変えつつあります。もちろん、ウィキメディアのプロジェクトはすでにこの変化を支えています。(小さい例を挙げると、私がスペル修正のために使っているGrammarlyアプリは、ウィキペディアとウィクショナリーの定義を教えてくれます。)そうは言っても、2つの方向性でやるべきことがたくさんあります。新しい道にインパクトを拡大することと、現在のプロジェクトのインパクトを次のレベルに引き上げることです。

  • 新しいテクノロジーや既存のテクノロジーを取り入れることで、新しい可能性を切り開くことができます。いくつかの言語では、スペルチェックや文法チェックなどの基本的なコンピュータ支援レビューツールさえありません。それは私たちの仕事ではないと思われるかもしれません。しかし、既存の機械翻訳に加えて、コンピュータ支援レビューを利用すれば、英語版ウィキペディアからアクティブユーザーが非常に少ない言語のウィキペディアの記事を翻訳する際に、人的労力を大幅に削減することができます。このように、適切なテクノロジーに投資をすれば可能な改善点はたくさんあります。ウィキメディア財団やコミュニティはこれらの多くのことを単独で行うことはできないかもしれませんが、私たちは他の利害関係者と一緒に考え、これを実現するために自分の役割を果たすことができますし、そうすべきです。
  • また、既存のプロジェクトを改善するとともに、私たちのインパクトを拡大することも重要です。いくつかの言語とコミュニティで、後進地域や放置された地域が世界中に存在します。それらの言語でのウィキメディアコミュニティやプロジェクトの成長を支援することで、それらのコミュニティに大きな変化をもたらすことができます。

Ravishankar Ayyakkannu (Ravidreams)

Instead of ambitiously wishing that Wikimedia projects and our communities would shape the future of the internet, I am concerned that we may slip out of that future and lose even our current position. The web and the internet are evolving rapidly. We are frozen in the text while the future is moving towards videos, Artificial Intelligence, and real-time experiences. We need to heavily invest in our movement strategy priority of innovating in free knowledge. We should also have an open mind to port our existing content and move to different platforms and collaboration models instead of being tied to the MediaWiki platform forever.

Farah Jack Mustaklem (Fjmustak)

協働的なオンラインプラットフォームは、インターネットの極めて重要な要素です。ウィキは、オンラインコラボレーションに利用できるツールのひとつにすぎません。私はウィキが最良のモデルであると信じていますが、ウィキメディア財団は引き続きMediaWikiのユーザビリティに取り組み、ウィキの提供を拡大することでそれを主張するべきです。ウィキペディアは間違いなく最大のエンドユーザ向けウィキです(ウィキデータとコモンズはより舞台裏のものです)。これらのプロジェクトの継続的な成功は、ウィキがインターネットの未来を形作ることを確実にするでしょう。 --Fjmustak (talk) 23:21, 31 July 2021 (UTC)[reply]