ウィキメディアの各委員会

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このページにはウィキメディア財団およびウィメディア・コミュニティが設置した委員会について述べます。各委員会には組織と機能を定めた憲章があります。

活動中の委員会

理事会の委員会

委員会 構成機関 目的
統治委員会 憲章 「ウィキメディア財団(以下「財団」)のウィキメディア理事会(同「理事会」)が時間の経過とともに法律ならびに社会的信用の義務を果たし、組織統治、能力及び有効性を確実に改善するように図ります。」
監査委員会 憲章 「ウィキメディア財団(以下「財団」)のウィキメディア理事会(同「理事会」)の全般的な監督を補佐し、年次計画および予算計画の立案、会計および財務の報告プロセス、財務諸表の監査、さらに内部統制、監査機能を対象とします。」
人材・企業文化委員会 憲章 「報酬および人事方針の健全さと慣行の実施を通じて理事会が果たす監督責任を補佐します。」
製品・技術委員会 憲章 「現在および将来の製品開発の取り組みを調査し、ウィキペディアというプラットフォームがウィキメディアの他のプロジェクトと同様に、世界中のコミュニティとユーザーに提供する価値を継続的に向上させること。」
コミュニティ事案委員会 憲章 「現在および将来のコミュニティ関連の取り組みを調査することと [中略] ウィキメディアのより広範なコミュニティとWMFとの関係改善を常に怠らないことを主眼としつつ、対立の橋渡しや指針の提供のために広範なコミュニティとWMF職員との関係を継続的に改善し、同時に、一方でWMF運動の使命と理想の達成に向けて協力し合い、他方でWMFとコミュニティ、世界中のユーザーのさまざまなニーズを考慮しながら進めていきます。」

コミュニティ横断型の委員会類

ウィキメディアの委員会に関する2009年1月時点の理事会決議には、委員会とは「おそらくコミュニティの特定の人物が主導しコミュニティの代表者、評議会、職員、理事会もしくは外部の助言者が参加する場合もある」ものと定義してあります。

委員会 構成機関 目的
提携団体委員会 憲章 「ウィキメディア運動の提携団体(国・地域別協会とテーマ別組織および利用者グループ)のエコシステム全体の健全性を支え、ウィキメディア財団理事会(以下「理事会」)に対しては、提携団体の認証とそのエコシステムに関連する事項について助言します。」
言語委員会 憲章 「以下の開発と維持管理を担当します。
  • プロジェクト開発の自動化手順を用いて、新しい言語ウィキの実現可能性を評価するにあたり(定量的な指標に基づき)明確で段階的な方針を適用すること、
  • スクリプトその他のローカライズにつきものの問題に対処する方針づくりを支援し、
  • 新規の言語コミュニティを支援する文書作りにより成長率を安定させること、
  • 言語を超えたプロジェクトの支援と調整を担当し、小規模コミュニティの成果の最大化を実現するようリソース共有を支援します。
  • MediaWiki のさまざまなインストール実例の互換性を保つよう対応と調整を担当し、ローカリゼーションに限ってはプログラム・ベースの更新に求められる開発量を低減させることを目指し、そしてさらに

ウィキメディアの既存のプロジェクト群に新しい言語サブドメインを解説する申請に対処するに当たり、申請承認の4日前を期限としてウィキメディア理事会に通知しなければなりません。」

ウィキマニア委員会 憲章 「毎年のウィキマニアについて監督と指導を担当し、各カンファレンスの組織チームごとにリソースと経験、アドバイスを提供して支援」

職員委員会

この委員会は理事会2009年1月決議に従って「通常は職員主導のもとにコミュニティや諮問委員会、職員や理事会または外部助言者の代表を含むことができる」と定義されます。

委員会 構成機関 目的
コミュニケーション委員会 理事会決議(2006年) ウィキメディア財団、一般社会、メディアおよびウィキメディアのさまざまなプロジェクトごとのコミュニティの間に意思の疎通を促進する

運動統治の委員会

委員会 構成機関 目的
選挙管理委員会 憲章 「ウィキメディア財団評議員会(「理事会」)に対してコミュニティおよび提携団体が選出した理事を選ぶ手順設計と実施を補佐します。[中略] 理事会の決定に従い、コミュニティが選出した同様の役職の場合も補佐することがあります。」
オンブズ委員会 理事会決議(2015年) 理事会に寄せられた苦情から、ウィキメディアのプロジェクトを問わず、プライバシー保護の方針や非公開情報へのアクセスに関する方針チェックユーザーの方針ならびにオーバーサイトの方針に関する違反を調査する
暫定事案審査委員会 憲章 調査を最初に依頼した人またはその人たちに調査を委託された人が申し立て、対象となる信頼安全案件調査を審査します。

運動横断型の準備委員会

委員会 構成機関 目的
運動憲章起草委員会 原則 運動憲章の起草
U4C 設立委員会 UCoC執行ガイドライン、4.5条 憲章を起草しユニバーサル行動規範/調整委員会(U4C)の手順と詳細を概説
UCoC drafting committees Board May 2020 statement Drafting the Universal Code of Conduct (UCoC) and its Enforcement Guidelines (UCoC-EG)

資金配分委員会

委員会 目的
カンファレンス支援委員会
地域助成金委員会

休眠中もしくは廃止された委員会

ウィキメディア関連の調査の方針と実践および優先順位を確立、ウィキメディア調査インデックス (Wikimedia Research Index) を管理する。

理事会拡充委員会

理事会決議により2006年1月15日設置。

2006年11月時点で理事会定数は5席から7席に無事に拡充され、その結果、委員会は解散。

総務委員会

理事会決議により2006年1月15日設置。理事会の開催中以外に理事会から委任された執行権限を持つことを意図された(共通の定義をご参照)。

当初はAngelaが運営する予定であったが運営実績はない。解散を見越す。2006年2月11日付の小委員会 (会議録) において実行委員会の設立および行政理事(または同様の文言の役職)の可能性を議論した。

  • 新任理事 (2013-2014年) の選定と移行

理事会決議により2006年1月15日設置。

初会合は2006年4月5日開催。設立委員は Delphine Ménard, Arne Klempert, Simon Pulsifer, Frank Schulenburg である。最近の情報によると委員会の範囲を文書化していたと思われる。 解散と見なす。

財政委員会

理事会決議により2006年1月15日設置。

設立委員Daniel Mayer と Michael Davis が組織する予定であった。現状: 運営者たちの意見の分裂により元の提案を否決。会計士と財務責任者が雇われ廃止 (現在の職員参照)。

2006年6月7日設置。初年度を通して活発に活動したが、2007年8月に設定条件に従い解散。以前の委員の一覧は、 wmf:決議;募金委員会/委員ご参照。 委員会の放棄はwmf:Resolution:Wikimedia Committees (決議:ウィキメディア委員会) に記載。

保険委員会

理事会決議により2006年1月15日設置。

設立委員は Michael Davis、Angela Beesley、Jimmy WalesおよびDanny Wool。現状: 理事会および役員の責任保険とサイバー保険の契約手続きが進行中。 委員会は書類に関する打ち合わせの後、「事実上」1月に解散した。取締役ならびに役員は活動中。

理事会決議により2008年4月設置。2010年初頭廃止

理事会決議により2006年1月15日設置。

設立時の委員は Florence Devouard, Jakob Voss, and Danny Wool。2007年8月には活動停止。2009年1月理事会決議により廃止。

2019年に設立、「取締役会が監督責任を果たす上で、理事会の一部参加者の時限的な関与と意見を要する特別な1回限りのプロジェクトを補佐します」。 2021年12月をもって解散しました。

理事会決議により2006年1月15日設置。

設立委員は Jens Frank, Brion Vibber ならびに Domas Mituzas。現状: 開発者のコアチームが一種の「事実上」の委員会を構成するものの、運営実績はない。

商標委員会

理事会決議により2006年1月2日設置。目標は商標確保の法的手続きの監督、適宜、商標権の状況を取締役会に報告し、商標に関する最優先事項 (分類、場所、経費試算) を理事会に勧告し、財団名のためのドメイン名登録と監視の担当であった。

現状:しばらく活動をした後、2007年8月付で解散。

Responsible ウィキメディア運動の使命の目標を支え、基金活動や取り組みに役立つよう、WMF 理事会に勧告を行う責任を担います。2012年に設立、2022年に理事会により解散しました。

関連項目