言語委員会
ウィキメディア財団の言語委員会は、新しい言語のプロジェクトの明確な方針や文書の作成、新しい言語のプロジェクトの提案の処理、新しいプロジェクトを最大限に成功させるための支援や調整を担当しています。
言語委員会 |
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依頼する利用者向け |
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プロジェクト閉鎖(自発的) |
歴史的には、特別プロジェクト委員会の小委員会として設立されました。現在ではその委員会は廃止されており、言語委員会は直接ウィキメディア財団理事会に報告しています。
言語委員会は主に新言語版の要請段階で活動します。要請を精査し、理事会に対して助言を与え、新言語版の創設について勧告します。また、個々の言語委員会の委員はプロジェクト閉鎖提案の任も務めます。何か質問がありましたら(例えば、新しい言語版の要求可能性に関して)、議論ページに書き込むか、直接構成員に話を向けてください。
憲章
これは、提案が承認により認可されたオリジナルの憲章に、後の改定を加えた版です。
担当範囲
委員会の任務は以下の通りです。
- 開発とメンテナンス:
- プロジェクト開発に役立つ自動化手順を組み込んだ、新しい言語ウィキの実現可能性を評価する明確な段階的方針づくり。 (量的指標に基づく)
- スクリプトおよび地域化に関連する問題のサポートと方針づくり。
- 新しい言語コミュニティーが安定した成長率を示すようサポートする説明文書づくり。
- 多言語プロジェクトのサポートと調整により、小規模なコミュニティがリソースを共有して結果を最大限に伸ばすように図る。
- 異なるMediaWikiへのインストールの互換性を維持するためサポートし調整することで、地域化に限ってはプログラムベースのアップグレードに必要な開発量を減らす。
- 既存のウィキメディア プロジェクトにおける新しい言語サブドメイン申請の処理につき、申請承認の4日前にウィキメディア財団理事会に事前通知する。
目標
委員会の目標は次のとおりです。
- 純粋に量的な判断基準に焦点を移し、新しいプロジェクトのリリースに関わる政治的側面を最小化。
- 共通のポリシーを提供し共有することによって、地域化関連の資金調達と開発の必要性を最小限に抑える。
- さまざまな版の間で、実績のあるマーケティング手法を最大限、再利用。
- 共通の活動分野を提供し、異なる言語コミュニティ間の協力を最大限引き出す。
- MediaWikiの地域化水準を最低コストで最大限に伸展し、オープンソースのコンテンツ管理システムとして主導的な役割の維持と向上を目指す。
透明性
- 言語委員会のメンバーは (個人ではなく) 公的存在 として活動全般に取り組み、コミュニティからどのようなアドバイスも受け付ける。
- 委員会はどのプロジェクトも編集者という個人が作成した財産だという事実を重んじ、ユーザーが求めるものこそ方針作りの主要な源泉であるとみなす。
- 委員会は過去に新しいウィキの提案をした人の意見に特に関心を寄せ、却下や承認の結果にとらわれない。
対話
委員会に対する新規プロジェクトなどの承認のご相談は議論のページ (英語版へリンク) でお願いします。
誰でも、内部手続きが行われる公開メーリングリストlangcom at lists.wikimedia.orgに登録することで、言語委員会の議論をフォローすることができます。委員ではない者は一般的に議論に参加すべきではありません。ただし、必要な場合は、リスト管理者が手動で引き受ける必要のあるメールを送信できます。
2013年4月以前は非公開のメーリングリストで討議が行われることがありました。2011年6月より2013年4月にわたり、委員は承認を得て 「langcom observers」(助言者) になると、委員会の内部メーリングリストでやり取りされるメールの複写を受信していました。
機密及び個人の事項に関わる討議は2017年に非公開メーリングリストの利用を、再開しました。
委員
委員になることに興味がある場合は、langcom lists.wikimedia.orgに電子メールを送信するか、非公開で委員に連絡してください。
Current
Member | Languages | Region | Special tasks |
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Amir E. Aharoni (Amire80) | ru, he-5, en-4, ca-3, eo-2, es-2, fr-2, pt-2, it-2, be-2, uk-2, pl-2, ht-1, ar-1, el-1, sv-1 | North America, United States, Rhode Island, Providence Middle East, Israel, Jerusalem (until 2023) Europe, Russia, Moscow (until 1991) |
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Anass Sedrati | ar, ary, sv, fr, en-5, es-4, pt-3, no-3, it-2, ru-1 | Europe, Sweden, Stockholm Africa, Morocco, Salé |
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Antony D. Green | en, de-4, fr-2, ga-1, cy-1 | Europe, Germany, Berlin North America, United States, Texas (formerly) |
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Maor Malul (Maor X) | es, en-5, lad-4, pt-4, de-3, he-3, ca-3, af-2, guc-2, ar-1 | Middle East, Israel, Jerusalem South America, Venezuela, Caracas (until 2013) |
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Jan Wohlgemuth (Janwo) | de, en-5, id-3, nds-2, gsw-1, ru-1, el-1, fr-1, tpi-1 lgs. of Indonesia, Australia, PNG, Pacific Islands |
Asia/Pacific, Indonesia, Jakarta Europe, Germany, Westphalia (till 2019) |
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Jon Harald Søby | nb, en-4, nn-4, sv-3, da-2, de-2, sw-2, eo-1, es-1, ro-1, se-1 | Europe, Norway, Fredrikstad | |
Kimberli Mäkäräinen (Yupik) | en, fi-4, es-4, ca-3, se-3, sv-3, et-2, smn-2 (written only), sms-2, nb-2, fr-2, it-2 | Europe, Finland, Helsinki | |
— (MF-Warburg) | de, en-3, fr-2, la-2, tet-1, es-1 | Europe, Germany, North Rhine-Westphalia Europe, France, Occitania (formerly) |
Closing projects |
Michael Everson (Evertype) | en, da-3, de-3, es-3, ga-3, fr-2, et-1, it-1, nl-1, nn-1, no-1, pt-1, ro-1, ru-1, sv-1, tlh-1, yi-1 |
Europe, Scotland, Dundee North America, United States, Pennsylvania (formerly) |
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Satdeep Gill | pa, en-4, pnb-4, hi-3, ur-3, es-2, fa-2, fr-2, io-1 | Asia, India, Punjab | |
— (Sotiale) | ko, en-2, ja-1, zh-1, eo-1, bi-1 | Asia, South Korea | |
Tochi Precious | ig, en-4, de-3, fr-2 | Africa, Nigeria, Abuja | |
Vito Genovese | tr, en-4, de-2 | Europe, Germany and Turkey |
Board liaison
- James Heilman (August 2017–Jan 2022)
- NTymkiv (WMF) (Jan 2022–)
- Victoria (April 2023–)
Former
Member | Period |
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Akash Shah (Aksi great) | 2007–2008 |
Maria Fanucchi (Arria Belli) | 2007–2017 |
Ascánder | 2006–2008 |
Huib Laurens (Abigor) | 2010–2013 |
Bèrto 'd Sèra | 2006–2017 |
Jesse Plamondon-Willard (Pathoschild) | 2006–2011 |
Michal Zlatkovský (Timichal) | 2006–2008 |
Sabine Cretella (SabineCretella) | 2006–2009 |
Shanel Kalicharan (Shanel) | 2007–2017 |
Tangotango | 2007–2008 |
Zacharias Diakonikolaou (ZaDiak) | 2011–2017 |
Oliver Stegen (Baba Tabita) | 2011–2018 |
André Müller (N-true) | 2017–2019 |
Santhosh Thottingal (santhosh.thottingal) | 2011–2019 |
Milos Rancic (Millosh) | 2008–2013, 2014–2021 |
Karen Broome (Klbroome) | 2006–2021 |
Robin Pepermans (SPQRobin) | 2009–2021 |
Gerard Meijssen (GerardM) | 2006–2023 |
Steven White (StevenJ81) [Clerk] | 2017–2024 |
Timeline
タイムライン
下記の委員会活動記録は内部用にまとめてあります。申請案件と審査記録はrequests for new languages (新しい言語の申請) のページでご確認ください。
Timeline of the Language Committee 日付 出来事 更新内容 2006-06-06 方針 SabineCretella 草案 が提案されました。 2006-07-03 langcom 当初、小委員会設立の提案は否決されました。 2006-09-16 langcom 小委員会は再度提案し、承認されました。 2006-11-11 方針 Pathoschild 草案は私案として提出。 2006-11-21 方針 Pathoschild 草案はコミュニティの合意によりまとめ、小委員会には承認を得ていません。 2007-01-02 方針 GerardM 草庵が提出されました。 2007-01-14 方針 GerardM-Pathoschild 方針の草案を提示。 2007-02-06 方針 GerardM-Pathoschild 方針の草案を選定。必要な調整の協議に入り、最終稿の準備。 2007-02-20 方針 GerardM-Pathoschild 方針の草案の推敲を終えて特別プロジェクト委員会へ申し送り、コメント待ち。 2007-02-26 方針 GerardM-Pathoschild ドラフトが実装されました。 2007-04-28 方針 理事会の通知受理から 5 日が経過すると、理事会承認を得なくても承認する権限を与えられた小委員会。 2009-01-20 langcom ウィキメディア財団理事会は小委員会から委員会に格上げすると決定しました。 2011-05-13 langcom 委員会では設立後の初の対面型ミーティングをベルリンで開く予定です。 2011-06 langcom オブザーバーのご紹介 2013-04-13 langcom 公開のメーリングリストに切り替えるには、mail:langcom