ContribuLing 2022
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はじめに
デジタル化と計算処理は言語によって大きな違いがあり、言語固有の言語資源をどれだけ利用できるかに左右されます。その結果、データの作成や収集に役立つもの(キーボード、音声認識、OCRソフトウェア、ウェブクローリングなど)であれ、データや関連サービスの処理に使われるもの(検索エンジン、百科事典、言語学習、チャットボットなど)であれ、既存のデータやソフトウェアに大きな影響を与えることになります。
ここ数年、このような状況を踏まえて、言語資源の作成と共有をしやすくするするためのプロジェクトが数多く立ち上げられました。後者は、音声やテキストの集積資料、辞書、用語集、文法書などのデータを収集することに特化したものがほとんどです。大きな課題の1つは、このような言語資源基盤に誰でも簡単にアクセスできるようにすることです。
ContribuLing
INALCO(フランス国立東洋言語文化学院)、ウィキメディア フランス、ウィキメディアMA(活動支部)、BULAC(大学間共同利用言語・文化図書館)の共催によるContribuLing会議が、2022年4月22日にオンラインとパリ(健康状態が許せば)で開催される予定です。このイベントの目的は、言語資源基盤の管理者に、その仕様を説明する機会を提供し、これから利用者になろうとする人々が貢献できるようなワークショップを開催することです。
ContribuLingの主な目的は、できるだけ多くの貢献者が言語資源基盤を利用できるようにして、その後貢献できるようにすることです。さらに、同じツールや基盤を共有するユーザーグループをつくり発展させることができるも、その利点のひとつです。データセットを作成することに重点を置くのではなく、参加者がデータセットを作成できるようにすることに重点を置いています。
Given its international aspect, presentations and workshops in Contribuling will have live interpretation, allowing participants to fully participate in both French and English.
会議への参加
本会議では、言語資源用ツールやプラットフォームのよりよい設計や利活用に資するプレゼンテーションが行われます。言語固有のワークショップは個別言語に関連するツールやプラットフォームの利用や将来の貢献を助けます。
運営委員会
- Reda Benkhadra (Wikimedia MA)
- Adélaide Calais (Wikimédia France)
- Johanna Cordova (Inalco / ERTIM / Amériques)
- Émilie Guimier de Neef (Orange)
- Molá Kɔŋgɔ́ (Idemi Africa)
- Nonhouegnon Letchede (Idemi Africa)
- Pierre Magistry (Inalco / ERTIM)
- Elvis Mboning (NTeALan)
- Damien Nouvel (Inalco / ERTIM)
- Juliette Pinçon (BULAC)
- Lucas Prégaldiny (Wikimédia France / Lingua Libre / UGA)
- Jhonnatan Rangel Murueta (Inalco SeDyl)
- Anass Sedrati (Wikimedia MA)
- Bastien Sepúlveda (BULAC)
- Emma Vadillo Quesada (Wikimédia France / Lingua Libre / Amériques)
- Ilaine Wang (Inalco / ERTIM)